アズールレーン攻略wiki
  1. GameManiax
  2. アズールレーン攻略wiki
  3. 『アズレン』改造艦の歴史を探る(2):軽巡洋艦リアンダー

最新記事

ランキング

現在 週間 月間


『アズレン』改造艦の歴史を探る(2):軽巡洋艦リアンダー

『アズールレーン』に登場する艦の中には「改造」による強化が可能なものがある。高難度海域の攻略を行う際、改造艦の優秀な戦闘力に頼っている指揮官も多いはずだ。この記事では、改造可能な艦、および元となった史実艦の歴史について書かせてもらおうと思う。艦が歩んだ歴史を知ることは、より『アズレン』世界を楽しむための助けになるだろう。

ランキング

現在 週間 月間

軽巡洋艦リアンダー


▲ノーマルのリアンダー

 

ロイヤル所属の軽巡洋艦リアンダーは、『アズレン』をプレイしていれば簡単に手に入るノーマル艦だ。序盤から後半まで、多くの海域でドロップするうえ、建造でも出現する。彼女が持つ巡洋艦の火力をアップさせるスキル『砲術指揮・巡洋艦』は有用だが、基本性能は平凡で、特筆するべきところはない……。未改造の場合は、だが。

リアンダーの真価は改造後にある。強者ひしめく軽巡洋艦の中でも、火力は上から5番目となり、その他の基本性能も飛躍的に向上する。

最近改造が実装された寧海や代表的軽巡であるベルファストと、リアンダー改の性能を比較してみた。全キャラLVは100、フル強化済み、武装は解除した状態となっている。総合戦力は寧海改が1999ベルファストが2046リアンダー改は2210と、リアンダー改が圧倒している。むろん武装の修正やスキルなどの要素もあり一概に戦力が高ければいいというわけではないが、リアンダー改はスキル面でも優秀だ。

改造することによって習得できる、強力な防御スキル『煙幕散布』 は、は戦闘開始時と開始後15秒ごとにLV1で15.0%、LV10で30.0%の確率で煙幕を散布する。煙幕は5秒間継続して発生し、煙幕中の艦の回避率をLV1で20.0%。LV10で40.0%アップさせる(ただし他の艦の同じスキルの効果は重複しない)。


▲改造後のリアンダー

 

そして何よりも大きい利点は、元ノーマル艦のため、燃費が良い。最大まで限界突破したベルファストの1戦闘あたり消費燃料は11なのに対し、リアンダー改は8。燃料の節約に頭に悩ませている指揮官たちにとっては、これは大きなアドバンテージとなる。ロイヤル艦であるため、クイーン・エリザベスの『女王号令』スキルによる能力上昇効果を受けられるのも心強い。低燃費ロイヤル艦隊を編成する際は、必須とも言える存在だろう。

リアンダーの改造に必要なアイテムは巡洋艦改造図T1が13個T2が14個同キャラないしは汎用型ブリが1隻。必要資金は11000。元がノーマル艦ということもあり、性能を考えれば破格の手軽さだ。軽巡洋艦には改造が実装されている艦が多く、どの艦を改造するか悩むことも多いが、リアンダーは自信を持ってお勧めできる。

リアンダーの誕生

『アズレン』に登場するリアンダーの元となったのは、イギリスが建造したリアンダー級軽巡洋艦のネームシップ「リアンダー」だ。当時のイギリスは巡洋艦を警備・護衛任務用の艦として運用していたが、ワシントン条約による大型艦の保有制限を受けたアメリカや日本は、巡洋艦を戦艦の不足を補うための補完戦力として運用する方向性を打ちだし、砲の大型化などの戦力向上を進めていた。

恐慌に苦しみ、軍備拡張競争に巻き込まれたくないイギリスとしては巡洋艦も制限に加えたかったのだが、日米をはじめとする他国との折り合いがつかず失敗。しかしさまざまな交渉を重ねた結果、ロンドン条約では無事に保有量制限を設けることに成功した。

条約締結後、イギリスは5隻の軽巡洋艦の建造を開始。リアンダー級軽巡洋艦の誕生である。なお、船体設計に関しては重巡洋艦「エクセター」のものをほぼ流用している。リアンダーはエクセターの妹のような存在なのかもしれない。


▲リアンダーの勇姿(写真はwikipediaより)

一番艦であるリアンダーは、1933年3月24日に竣工している。なおリアンダーの名前の由来は、ギリシャ神話の『 ヘーローとレアンドロス 』に登場するレアンドロスの英語読みである。ちなみにこのレアンドロス、お話の中で溺死している。軍用艦に溺死した人物の名前をつけるあたり、イギリスという国の独特な感性が光っている。

このままイギリスで活躍するかと思われたリアンダーだったが、なんと1937年に、妹艦の「アキリーズ」共々イギリス連邦の一員であるニュージーランドに貸し出されてしまう。結果、大戦の期間の大半を母国からはるか離れた海で過ごすこととなってしまった。

 


▲『アズレン』内のリアンダーも、本国で戦っていた妹たちとの間に少し壁があることを気にしている

リアンダーの戦歴

リアンダーは、大戦の序盤は主にインド洋・紅海方面での哨戒・船団護衛任務に就いていた。1940年6月23日にはイタリアの潜水艦「エヴァンジェリスタ・トリチェリ」 を他艦と共同で撃沈するなど順調に戦功を挙げる。

1941年12月には日本がイギリスに宣戦布告したため、イギリス連邦であるニュージーランドも対日戦争に参加。リアンダーも太平洋戦線へと移動し、おもにソロモン海での哨戒任務に従事する。

彼女の戦歴のハイライトとなったのは、1943年7月12日にソロモン諸島コロンバンガラ島沖で発生した、コロンバンガラ島沖海戦だ。このとき、7月5日から6日に行われたクラ湾夜戦で軽巡洋艦「ヘレナ」を失っていた米軍は、輸送船団の護衛任務に就いていたリアンダーを引き抜き、米軍指揮下の元で軽巡洋艦「ホノルル」や「セントルイス」と共に巡洋艦隊を編成した。

日本軍によるコロンバンガラ島への補給任務、通称「東京急行」を阻止すべく出撃したリアンダーたち。しかし日本側は最強の水雷戦隊である、軽巡洋艦神通率いる第二水雷戦隊を投入。ここにリアンダー達は、「華の二水戦」との死闘を繰り広げることとなった。


▲二水戦旗艦、神通。二水戦は当時の日本海軍最精鋭とされていた

囮となるために夜間に探照灯を灯しながら突っ込んできた神通に対し、リアンダーは僚艦と共に、レーダー統制による激しい攻撃を加えた。神通目がけて発射された6インチ砲弾は、ホノルルが1,110発、リアンダーが160発、セントルイスが1,360発。更に激しい魚雷攻撃を加え、見事に神通を撃沈することに成功する。

しかしながら神通に攻撃が集中した結果、ほぼ無傷で生き残った日本軍駆逐艦たちの猛反撃を受け、米軍は大損害を受けてしまう。 23時22分、リアンダーは右舷に魚雷を受けて大破。さらにもう1本の魚雷が左舷に直撃。万事休すと思われたが、幸運にも不発であり、味方に伴われかろうじて戦線離脱に成功。ツラギ島へと退避する。

その後、ツラギ島をはじめとする各所で修理が行われたが、終戦までには復帰できず、リアンダーの戦いは終わりを告げた。

 

戦後のリアンダー

修理完了後、母国へと戻ることが出来たリアンダー。しかし1949年、彼女に無情な宣告が下される。母国を離れ、懸命に任務をこなし続けた彼女を待っていたのは、スクラップとして処分されるという運命だった。

そんな最期を遂げた彼女も、『アズールレーン』の世界では、現実ではかなわなかった、姉妹たちと共に過ごす生活を送っている。リアンダー姉妹たちを使える機会があったら、是非出撃させて見て欲しい。きっと、彼女はあなたに感謝してくれるだろうから。


『アズールレーン』公式サイト

© 2017 Manjuu Co.ltd & Yongshi Co.ltd All Rights Reserved.
© 2017 Yostar Inc. All Rights Reserved.

最新記事


TOP