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『けものフレンズ3』ハーフアニバーサリー記念企画第2回はストーリー第4章~第5章+αを振り返り!【相関図アリ】

 セガゲームスから配信中のiOS/Android用アプリ『けものフレンズ3』。本作の特集記事第2回をお届けします。

 どうもこんにちは、フリーライターの原 常樹です。

 『けものフレンズ3』の配信開始から半年が経ち、ハーフアニバーサリー期間に突入。これを記念して、電撃オンラインで本作の短期集中連載を展開中です。現在配信中の第1章~第5章と、アライグマのアライさんが主役を務めるもうひとつのストーリー“アライさん隊長日誌”のストーリーを、ネタバレ少なめに振り返っております。

 前回は、第3章までの内容をお届けいたしました。今回は、第4章の内容から振り返っていきたいと思います。フレンズたちの相関図もあわせて掲載しますので、関係性についても注目してください!

『けものフレンズ3』特集記事一覧

第4章~第5章 相関図


※クリックおよびタップすると相関図が拡大します。

第4章:ゴコクチホー

 マイルカを仲間に加え、リウキウチホーでの危機を乗り切った探検隊はアフリカオオコノハズク(コノハ博士)とワシミミズク(ミミちゃん助手)に導かれてゴコクチホーへとやってきます。

 アフリカオオコノハズクとワシミミズクは、ゴコクチホーを拠点とする警備隊のメンバー。2人は警備隊をまとめる係として、探検隊が協力に値する存在かを確認するためにテストを受けてもらうと言い出しました。


 しかし、用意されたテストの内容はいずれも難題ばかり。実は彼女たちはリウキウチホーで探検隊に“味わわせられ”た“辛く”て“苦い”経験から、テストの難易度を盛っていたのです(ほとんど自爆だったように思いますが…)。

 もちろん、彼女たちには悪気はなく、最終的にテストに失敗した探検隊に「実力をばっちり見抜きました。よってこのテストは合格にしてやるですよ」と告げて恩を着せるところまでが計算でした。

 ところが警備隊のリーダーのライオンが事情を察して探検隊のためにテストの内容を変えてしまったり、解けないはずの難問をマイルカがひらめきで解いてしまったりと一行はまさかの快進撃。業を煮やしたアフリカオオコノハズクとワシミミズクは、探検隊のあとを追いかけてきたジャパリ団をうまく手なずけて探検隊からライオンを引き離そうとします。しかし、その計画がさらに思わぬ方向へと転がっていき……。


 フレンズたちのさまざまな思惑が絡み合ってカオスな事態へと陥っていく第4章。これまでのストーリーとはだいぶ毛色が違いますが、探検隊メンバーの成長をうかがわせる大事な章でもあります。

 その1人がハクトウワシ。「ジャスティス」という合言葉のままに果敢に突き進む彼女でしたが、これまで探検隊と一緒に旅をしてきて“よりよい正義のために”一歩引いて考えることを学びました。もちろん、これはミーアキャットとのやりとりがキッカケ。これまでのストーリー同様に、フレンズ同士が高めあって成長しているということを強く感じさせてくれます。

▲ドールやハクトウワシだけでなく、もちろんミーアキャットやマイルカも成長しています。時間の止まった存在ではなく、しっかりと考え学び、前に進んでいるからこそ魅力的に映るんでしょう。

 第4章の大きな魅力は、新たに登場するフレンズがとにかく多いこと。警備隊のメンバーが総出演と、非常に豪華です。

 その中でも、警備隊のリーダーであるライオンはリーダーたる魅力を備えていてついつい目を引かれてしまいます。普段はのらりくらりとしているのに、ただだらけているわけではなくしっかりと対局を見ている。こういう慧眼の持ち主にはついつい人として憧れてしまいますよね(彼女はアニマルガールですが)。

 チームさいきょーを組むヒグマ、アイアイ、キンシコウから漂うツワモノオーラも素敵。実際にバトル(ハードモード)で戦ったときに筆者は返り討ちに遭いました……。


 ホワイトライオンもいつも眠そうながら、やるときはやるタイプ。筆者の個人的な推しキャラの1人であるギンギツネとのコンビ、チームがおがおコンコンがこれまたなんとも言えない癒しとなっています。

 シロサイとクロサイの凸凹コンビ、チーム姫騎士もほほえましいし、ダブルスフィア(オオセンザンコウ&オオアルマジロ)もしっかりとした分析力で存在感をアピール。ハクトウワシも所属しているチームジャスティス(残る2人はオオタカとハシビロコウ)の絆もしっかりとストーリーから読み取れます。


 コノハ博士とミミちゃん助手は、物語をたっぷりとかき回してくれるトリックスター的なポジションではありましたが、彼女たちに悪意はありません。

 1月31日から2月7日の間に開催されたバレンタインデーの期間限定イベントでも、彼女たちに悪意はなく、単に“負けず嫌い”なだけだというのも伝わってきましたし、むしろジャパリ団とのやりとりにはほっこりするものがありました(ジャパリ団はジャパリ団でトラブルを起こしながらも、ちゃっかり他のフレンズたちと仲よくなっているし)。

 “まとめる係”としての実力を発揮する場面も出てくるのも、ファンにとってはうれしい要素かなと。

▲ドールはカレンダと和やかなやりとりをするシーンも。だからこそ、物語の節々で意味深なつぶやきをするカレンダの動向や背景が余計に気になります。動物やフレンズを心から愛しているのは間違いなさそうですが……。

 そして、第4章の最大のポイントは、探検隊の中心軸にいるドールとってのターニングポイントが用意されているということ。具体的なネタバレは避けますが、第2章で“大きな群れを作る”という夢を持ち、第3章や第4章でリーダーとしての才覚を発揮したドールが、ライオンという理解者と出会ったことでさらに一歩先に進むことになります。

 そう、彼女の進んでいる道のりは少年マンガの主人公がたどるような王道なんですよね。自然と感情移入できてしまう……というか、気がつくと応援している──そんなところもドールの魅力を再認識させられるストーリーでもありました。

第5章:ナカベチホー

 そして、物語はナカベチホーの水辺エリアを舞台にした第5章へ。一行は、ペンギンのアニマルガールたちによる4人組アイドルユニット・PIPのライブを観に行くことになります。


 そこで出会ったのが、PIPのライブの手伝いをしているというジャイアントペンギンと、新たにPIPに加わる予定のメンバー・ロイヤルペンギンでした。

 しかし、肝心のPIPはライブの直前になって全員が行方不明に。一行はどうにかPIPのメンバーを探し出しますが、彼女たちは巨大セルリアンに襲われたせいで”輝き”を奪われ、ステージに立つのが難しい状態に陥っていました。

 悲痛な空気が漂う中、ロイヤルペンギンはPIPのメンバーたちを信じてステージに立つと言い出します。さらには探検隊のメンバーやジャパリ団も協力することになり……。


 これまでも『けものフレンズ』というコンテンツでは、ペンギンアニマルガールによるアイドルユニットがグループとして何度も登場してきました。しかし、同じユニット名でも媒体によって描かれ方も異なり、中にはグループが“世代交代”をしているとフレンズたちが言っていた作品もあったかと思います。

 さて第5章を見ていくと、アプリ版の『けものフレンズ3』の時系列において、PIPはフレンズたちの間にすでに大勢のファンを獲得しています。そして、新メンバーであるロイヤルペンギンを加入させるという勢いのある状態でした。

 そんな矢先にメンバー全員が巨大セルリアンに襲われるという最悪の状況。気丈に振る舞うジャイアントペンギンの姿と、切ないサウンド(CMでも使われていた民族音楽風のBGM)が重なって心に刺さります……。


 そんなPIPをセルリアンから救い出したり、ライブの穴を埋めたりしたのはロイヤルペンギンやジャイアントペンギン、そして探検隊やジャパリ団。しかし、彼女たちの力をもってしても“輝き”を物理的に取り戻すということまではできません。その“輝き”は彼女たちがアイドルとして活動する上でかけがえのないものであり、特にコウテイペンギンにとってはアイドルとしての矜持そのもの。

 すっかり輝きを失ってしまった彼女たちでしたが、そこに光明をもたらしたのは──というのが第5章のお話です。

 ネタバレ抜きではこんなざっくりとした表現しかできないのですが、こちらの第5章が“アイドルとはどういった存在なのか”という本質的な部分に切り込んだ素晴らしいストーリーなのは間違いありません。

 特に終盤のロイヤルペンギンとコウテイペンギンのやりとりはこれ以上ないぐらいの名シーン。たとえ何度白紙にされようとも彼女たちの強い想いと約束は、そこにいる多くのフレンズに伝播しながら未来へと続いていくんだな……とそんなエモーショナルな感情を抱かせてくれます。

▲ファンとして我々の感情を代弁してくれるのがマーゲイ。リアクションも天下一品。彼女は作中でエンターテインメントを発信する側に回る描写もあるので、余計にいろいろと感慨深いものがあるんです。

 物語のもう1人の主役がジャイアントペンギン。ちまっこいビジュアルながらもその存在感はまさにジャイアント。表に出ない裏方でありながらもPIPのことをしっかりと支え、未来を指し示します。元となっている動物がすでに絶滅しているということも、物語のテーマと相まって意味があるように感じてしまいますよね……。

 さらに第5章のラストにはカレンダさん絡みで気になる描写もありました。はたして、彼女たちの旅路はこの先どうなっていくのでしょうか……?

▲ジャイアントペンギンを演じていらっしゃるのは松本梨香さん。さまざまなアニメの少年の役でお茶の間にもおなじみですが、ジャイアントペンギンはハスキーな声質ながらもセリフの端々に“これでもか”というぐらいかわいらしさがあふれています。やはり声優さんはすごい。

アライさん隊長日誌

 駆け足で振り返ってまいりましたが、現在配信済みのメインストーリーは以上となります。これに加えて、アプリには“アライさん隊長日誌”というもうひとつのストーリーも展開中です。

 こちらは念願の主人公ポジション(?)に収まったアライさん(アライグマ)とフェネックの冒険を描いたライトなストーリー……と思いきや、サーバルそっくりの謎のフレンズが登場したことで“一種族の動物につきアニマルガールは1人だけしか存在できない”という予想外にガッシリした内容となっています。

 メインストーリーにはまだ登場していないフレンズたちも登場しますし、いつもは三枚目ポジションに回りがちなアライさんの“器の大きさ”が見えるシーンがあったりとこちらも見どころ満載。読みごたえも十分です。


 メインストーリー、アライさん隊長日誌、さらには期間限定のイベントも含めて、温かくてやわらかいストーリーの中に深いメッセージを内包しているのが『けものフレンズ3』の大きな魅力だと筆者は捉えています。

 物語の合間に入る戦闘シーンも少なくないものの、引きを作るのが上手いために、ついつい読み進めてしまう……そんな印象です。

 ハーフアニバーサリーというキリのよいタイミングでもありますし、まだ遊んだことがないという方も、ぜひ一度そのやさしい質感のストーリーに触れてみることをオススメいたします!

→短期集中連載の最終回となる次回は、スペシャルなインタビューをお届けします!

©けものフレンズプロジェクト2G ©SEGA

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電撃オンライン

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