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『龍が如く7』“成り上がり”とは牛丼屋でフルコース!? 爆笑エピソードも飛び出した完成披露会をレポート

豪華キャストが集結! 新トレーラーにはあの伝説の極道の姿も……

2019年11月13日、東京・恵比寿の恵比寿ガーデンルームにてセガゲームスのPlayStation4向け新作ソフト『龍が如く7 光と闇の行方』(以下、『龍が如く7』)の完成披露会が行われた。

『龍が如く7』は、Vシネマのような“大人向けのエンタテインメント作品”として巨大歓楽街に生きる熱き男たちの生きざまをゲームで描いてきた、人気シリーズの最新作。新たな主人公に『龍が如く ONLINE』より春日一番を据え、新たな舞台“横浜・伊勢佐木異人町”、従来の“ケンカアクション”とRPGのコマンド選択が融合した新システム“ライブコマンドRPGバトル”など、多くを一新した野心的な作品となっている。

出演者は、シリーズの生みの親である総合監督・名越稔洋氏(セガゲームス取締役 CPO)を始め、同作の豪華出演陣より中谷一博さん(主人公・春日一番役)、堤真一さん(沢城丈役) 、安田顕さん(ナンバ役)、中井貴一(荒川真澄役)さん、さらに“助演女優オーディション”を勝ち抜き、同作に出演を果たした鎌滝えりさん、沢すみれさん、柳いろはさんと、じつに豪華な顔ぶれとなっていた。

まずは名越氏が登壇し、最新のストーリートレーラーが公開される。

作品のサブタイトルにもある“光と闇”を象徴する、荒川組組長の息子、荒川真斗と主人公の春日一番の生きざまとふたりの交錯する物語をまとめた10分超の長尺トレーラーだが、シリーズファンにとって最大の見どころは終盤に訪れる。とある人物が「宝の番人だ」と登場するのだが、見覚えのあるその姿は……なんと、前作までの主人公・桐生一馬! “堂島の龍”の異名を持ち、プレイアブルキャラクターとしても圧倒的な性能を誇っていた彼が、今回は敵として立ちはだかる!?

ため息が漏れる会場の反応を確認し、「よかったですか?」と笑顔の名越氏。続いて、このトレーラーにて流れていた、湘南乃風と中田ヤスタカ氏がタッグを組んだ書き下ろしテーマ曲『一番歌』を紹介する。

もともと“お祭りソング”にしようと制作を依頼したというこの曲だが、内容を相談しようとしていたそのとき、名越氏が心臓の病気で倒れてしまったために一度は依頼を中止しようとしたらしい。しかし、湘南乃風のメンバーや中田氏が病床まで来てくれるなど、熱い思いを感じ依頼は続けられることに。その一件もあって名越氏にとって思い入れが強い作品になったようだ。

続いて、キャスト陣が揃ってステージへ。それぞれが演じたキャラクターについて、名越氏が特徴を、そしてキャスト陣が収録時のエピソードなどを語ってくれた。

(春日一番役・中谷一博さん)

「これまで主人公を務めていた桐生一馬は、寡黙でたくましい、スーパーマンのような存在でした。春日は真逆……とまでは言いませんが、弱さも持ち、よくしゃべるし、すぐに人を信じてしまうところもあるなど、“人間らしい”ところが目立つキャラクターになっています」(名越氏)

「『龍が如く』シリーズでは、錦山彰という重要人物を演じたことがあります。そのため、(春日を演じるうえで)錦山と差別化しなければという気負いがありましたが、収録時に『龍が如く』開発チームの皆さんに軌道修正してもらえることができました。春日とおなじように、頼もしい仲間に助けられました」(中谷さん)

(沢城丈役・堤真一さん)

「沢城丈は“若頭”という組織の上のポジションにいる人間です。鬼軍曹と言いますか、強面な男なのですが、物語の重要な役どころを担っています。言葉のひとつひとつに真実があるのか裏があるのかわからないところがあり、貫禄のある人にお願いしたいと考えていました」(名越氏)

「ふだんゲームをやらないので、お話が来たときも内容を理解できずにいたのですが、中井貴一さんが出演されると聞いて「やります!」と返事させていただきました(笑)。ただ、いままでやったことがない仕事でしたので、収録の際には「気長に焦らずやらせてください」とお願いしました」(堤さん)

(ナンバ役・安田顕さん)

「春日の仲間のひとりで“潔癖症のホームレス”という変わった役どころのキャラクターです。(春日とは)偶然出会ったのか、それとも運命的に出会ったのか、損得勘定で会うことにしたのかもわかりません。沢城とは違う意味でつかみどころのないキャラクターです」(名越氏)

「見た目が自分よりも自分らしいので、本当に自分が動いている感じになっていて……。バトル時には“くさい息”という技を使う、愛くるしさのあるキャラクターです。世間の皆さんが抱いているイメージもあると思うのですが、そういったところを踏まえてこの役をいただけたのはうれしかったです」(安田さん)

(荒川真澄役・中井貴一さん)

「春日の恩人であり、作品の柱となる重要人物。要所に登場してストーリーを大きい単位で動かしていくキャラクターとなります。そのくらいの人物ですので、登場しないときでも現在や過去の状況を思い起こさせる存在感があってほしいと考えていました。そしてそれを出せる役者さんということで中井貴一さんにダメもとで当たってみたのですが、快く受けてくださって感謝しています」(名越氏)

「以前は“任侠映画”が全盛の時代もありましたが、そこで大切だったのが“任侠道”、義理だとか恩を大切にする精神です。そういう心を持っている男が荒川真澄。春日はそこに惚れ込んでいくのですが、その構図がよくできているなと思いました」(中井さん)

また、“助演女優オーディション”を勝ち抜き出演を果たした助演女優を代表して、鎌滝えりさんが出演の感想を語ってくれた。

「カッコいい男性キャラクターと比べて、女性は“かわいくない”と言われ続けてきましたが、昔と比べるとかわいく作れるようになってきたと思います。熱いドラマのあいだに出てきてホッとさせてくれるような存在ですので、ファンの皆さんは楽しみにしていてください」(名越氏)

「(ゲーム内のビジュアルは)バッチリでした! 私たちは春日をサポートする役割で登場するのですが、プレイヤーの皆さんに親しんでいただけたら、仲間として愛してもらえたらと思います」(鎌滝さん)

キャラクター紹介に続いては、テーマトークのコーナーへ。まずは『龍が如く7』のテーマ“成り上がり”より、キャスト陣の“成り上がりエピソード”が語られた。

「いま、この瞬間です(笑)。あとはコンビニに行って、値段を気にせず買い物ができるようになったときが成り上がったと感じると思います」(中谷さん)

「成り上がったというと“一丁上がり”という感じで、その先がない気がするんですよ。だからそうは思わないですね」(安田さん)

「会社と違って役職がない仕事ですから。主演を取ったときも、ゴールだと感じることはありませんでしたね。そう言えば初めて東京に出てきて焼肉屋に連れて行ってもらったとき、僕は関西人なのでいくら噛んでも噛み切れないようなホルモン系の肉ばかり出てくると思っていたら、タンとかカルビとか、美味しい肉がどんどん出てきて「これが東京か……」と感動したことを覚えています(笑)」(堤さん)

「僕は学生時代に俳優業を始めたのですが、「これでもう勉強しなくて済むし、怒られなくて済む」と思っていたら、俳優には学生と違って“セリフを覚える”という宿題が一生待っているんですよね。しかも、学生と違ってできないとやれるまでやらされる。それで「いつまで怒られ続けるのだろう」と思いながらやっているので、成り上がるという感覚はまったくないですね。ただ、若いころ牛丼屋に行ってフルコースを頼んだら、まわりのお客さんが自分を羨望の眼差しで見ている気がしたんですよ。そのときは「やってやった!」と思いました(笑)」(中井さん)

さらにメディアからの質疑応答があり、体験版配信のお知らせや初回特典、コラボブランドの紹介などが行われた。体験版は東京ゲームショウ2019でプレイ可能だったものとほぼ同内容となっているが、新たに向田紗栄子が仲間に加わっているとのこと。

最後に名越氏からファンへのメッセージが贈られ、イベントは幕を閉じた。

「本作は“成り上がり”がテーマになっていますが、「自分が目指すものは?」、「幸せって何なんだ?」という話でもあり、それをどう説明しようかをずっと考えていました。SNSを始め、情報技術が発展して便利になった一方で、いろいろなものが無責任になったようにも感じます。情報が溢れ、そのことによるメリットもありますが、同時に先が見えてあきらめも生じさせるようになりました。それはもったいないと思っています。それを唯一応援できるのが“エンターテインメント”で、われわれはそのひとつであるゲームで「ひとりひとり目指すものがあって、それは自分次第」ということを作品内で提案しています。最後まで遊んでいただいて、どう感じたか、声を聞いていきたいと思っています」

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