放送時間
毎週土曜 夜11:30~12:00(一部を除き隔週更新)
その最新作である『ボーダーランズ3』が、2019年9月13日にPlaystation4/Xbox one/PC等で発売される。本記事では8月上旬に行なわれたメディア向け体験会で触れることのできたプロローグ部分と、ある程度レベルが上がった状態のキャラクターを使ったマルチプレイのインプレッションをお届けする。
▲8月上旬に東京某所で行なわれたメディア体験会には、『ボーダーランズ3』の開発スタッフも来日。両氏へのインタビューは別の記事でお送りする
今回のメディア体験会で最初にプレイしたのは、過去作のヴォルト・ハンター(プレイアブルキャラクター)とは毛色の違ったスキルを備えたキャラ、FL4K(以下フラック)だ。ゲーム開始まもないプロローグパートでの戦闘から遊ぶことができた。
シリーズのファンにはおなじみ、案内役のロボット、”クラップトラップ”のナビゲートに従って移動していくと、多数のバンディット(『ボーダーランズ』シリーズを象徴する、最もポピュラーな人間タイプのエネミー。支離滅裂な言動と挙動不審さにファン(?)も多い)が待ち構えるアジトへ到着。さっそく戦闘が勃発した。
▲シリーズのお約束ともいえる、クラップトラップによる基本操作のチュートリアルと目的地へのナビゲート。ちなみに体感会で遊べたバージョンは日本語ローカライズが完了しており、クラップトラップ(CV:高木渉さん)のトラッシュ&マシンガントークは、本作でも健在であることが確認できた
(ミリタリー系のFPSと比べると)比較的アバウトな狙いでも命中する射撃、距離制限のないダッシュや、前進とほとんど変わらないスピードで後退できるキャラクターの操作性などは、これまでの『ボーダーランズ』シリーズとまったく変わらない手触り。
本作ではそこにジャンプ後のよじ登りや、ダッシュ中のスライディングといったアクションが追加されており、より軽快に動けるようになっている。
とくにジャンプ後のよじ登りは、自分と移動先の距離感を見誤ってジャンプを失敗してしまったときのリカバリー手段として地味ながら効果的で、段差のあるフィールドを移動する際のストレスを大幅に軽減してくれていた。
さらに多くの武器に2種類の弾丸(攻撃方法)がそなわっているのも、『ボーダーランズ3』の特徴だろう。プロローグで手に入るような初期武器のハンドガンでも攻撃方法を切り替えることができ、スタンダードな弾丸を使った射撃(ヘッドショットが狙いやすい)と、着弾すると爆発する弾丸で広範囲を攻撃する……といった使いわけができた。
▲ゲームを開始した直後から、さまざまな効果を持つ武器を使いわけつつの派手な銃撃戦が楽しめた
そして今回は操作するキャラクターがフラックということで、彼のスキルであるペットを使った攻撃も同時に使用できた。
プロローグで習得できたのは、3体のペットのうち1体をフィールドに呼び出して戦闘に参加させる基本スキル3種(スパイダーアント・センチュリオン、ガード・スキャッグ、ジャバー・サイドキック)と、鳥のようなペット(ラック)を前方に放って攻撃する”ラック・アタック!”。基本スキルで呼び出せるペットは、いずれも地上を動き回るタイプで、プレイヤーが指示、もしくは敵を視界に収めると攻撃を開始。体力が尽きるまでプレイヤーに追随し、万が一倒されてしまっても一定時間で復活してくれる。戦闘力もなかなか高いようで、プロローグで出現するような敵であれば、ペットをけしかけるだけでも始末することが可能だった。
ラック・アタック!は、基本スキルと同じくペットを使った攻撃手段ではあるが、スキルを発動した際にのみ姿を現すタイプ。ともに戦う相棒というよりは、射程が長く誘導性能の高い射撃武器という使い勝手。スナイパーライフルでの狙撃が必要になるような位置からとくに狙いをつけずに発動しても敵にヒットしたので、遠距離戦が苦手な人、スナイパーライフルの弾薬を節約したい際などに重宝しそうだ。
▲見た目は敵として出現するモンスターと区別がつきづらいフラックのペット。召喚すると自動で敵を攻撃してくれるほか、ペットの種類によってフラックの体力や攻撃力といったステータスを底上げしてくれる
▲“ペットまかせ”で楽に戦える場面が多そうなフラック。ペットの索敵能力が高く、そして好戦的がゆえに、敵との戦闘を避けたい状況ではペットを一時的にひっこめる(スキル装備から外す)、姿を隠せるスキル(フェイド・アウト)を活用するといった工夫が必要になりそうだ
コメントしてポイントGET!
投稿がありません。