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実際に中世を生きているような没入感が楽しいRPG『キングダムカム・デリバランス』プレイレポート

 DMM GAMESより7月18日に発売されるPS4/PC用ソフト『キングダムカム・デリバランス』。本作の体験レポートをお届けします。

 『キングダムカム・デリバランス』は中世のボヘミアを舞台にしたオープンワールドRPGです。プレイヤーは、平凡な鍛冶屋の一人息子・ヘンリーとなり、ボヘミア王国の混乱に巻き込まれながらも、騒乱の時代を生き抜いていくこととなります。

 プレスツアーでは、本作の体験プレイをチェコにあるWarhorse Studiosのオフィスで行えた他、貴重な開発者インタビューも行えました!

体験プレイレポート

実際に中世ボヘミアを生きているようなリアルさと自由度が楽しい!

 本作は、舞台となった地域を道幅まで再現し、近辺の木々や植物も撮影してキャプチャーしている(流石に現代のものですが)だけあって、カットシーンも操作画面もかなりリアルに作りこまれており、自然の風景はプレスツアーで見ることができたチェコのそれとほとんどそん色のないものでした。



▲こちらは実際の場所とゲーム画面の比較画像。ゲーム内の時代にあわせた状態で再現されています。

 また、本作の操作画面に表示されるユーザーインタフェース(UI)はかなり少なく、適当に歩いているだけでチェコの野原や山々を散策しているような気分になります。

 UIは、体力やコンパス、簡単な目的地へのガイドといった本当に重要なものしかないので注意していないと道に迷ってしまいますが、そのちょっとした不便さが逆に当時を生きる人の感覚を演出してくれるので、没入感を強くしてくれます。



▲所持品や現在の目標、MAPなどはメニュー画面から確認できるので安心です。

 ゲームのプレイ感としては“ストーリーの流れは決まっているが、その過程は自分で自由に決められる”というもので、自由度の高さからはTRPGのエッセンスを感じられました。

  • ▲最初の会話で一部のステータスが決まるというところも、TRPGのキャラメイキングのような雰囲気があります。

 例として、最初クエストの1つに“借金の徴収”というものがあるのですが、解決方法は説得の他、暴力で解決したり、友人と一緒に行って脅したり、相手の家から金品を盗んだりと豊富です。

 それぞれの手段を取るためには準備が必要で、事前に友人と会話して心証を落としていると友人と一緒に行く方法はとれなかったり、盗みに入るならばそのための道具をどこかで入手する必要があったりと、結果(借金の徴収)は1つでもそこまでの過程はたくさん用意されていました。

  • ▲説得の際には、言葉選びだけではなく、身だしなみや評判も重要になってきます。

  • ▲こちらは鍵開けを行う場面。人の家だと勝手に入った時点で警戒されるので、作業以外にも気を使う必要があります。

 モラルに欠けた行動や言動が見つかるとNPCからの主人公に対する評価を下げるのですが、逆に言えばバレなければほぼ問題ないという点からもTRPGの要素を感じます。

 史実にもとづいたストーリーが展開していく中で、自分なりの選択を行えるという点は、フィールドのリアルさとあいまって没入感を高め、自分がヘンリーとしてこの時代を生きているような気持ちを与えてくれます。

プレイスタイルを通して自分だけの“ヘンリー像”が作られていく

 本作では、プレイスタイルを通してプレイヤーだけの“主人公・ヘンリー像”が作られていく点が、ゲームの世界への没入感を高めていました。

 前述したとおり、クエストの解決方法が複数あり、行動や言動によって自身の評価が変動していく本作では、プレイヤーの行動によって主人公・ヘンリーという一個人の人格が形成されていきます。


  • ▲発言内容がなかなかに豊富なので、NPCと会話している中でも自分にとっての“ヘンリー観”が生まれます。

 大抵の戦闘シーンは避けられる他、自分の身だしなみで周囲からの反応や評価が変動しますし、サブクエストには借金の返済のために墓荒らし&窃盗を行うものも存在しています。

  • ▲ネタバレなので詳細は伏せますが、とある事情で盗賊に襲われ、目を覚ました後の会話がコレ。こんな世知辛いシーンもある種のリアルさを演出してくれます。

 また、本作に登場するシステムは一度理解できればどんどん上達できる内容になっており、平凡な青年である主人公が時代の激動の中で成長していく姿とリンクしていて、より没入感を高めてくれます。

  • ▲戦闘では、間合いや攻撃タイミングだけでなく、武器を構える位置や素早く構えを変えるフェイントも重要でなかなか難しめ。しかし、一度慣れてしまうと、相手との駆け引きが楽しく没頭してしまいます。

 ストーリーの大筋こそ決まっているものの、ヘンリーの生き方や性格を細かいところまでプレイヤーが形作ることができるので、キャラクターを演じるようにプレイ(いわゆる“ロールプレイ”)する人にはたまらない内容となっていました。

開発者インタビュー

――本作は日本から遠く離れた地域の歴史を扱うタイトルということですが、前もって調べておくといい時代や人物、物事はありますか?

 本作のプレイにおいて事前知識はまったく必要ありません。ボヘミアの時代背景を使った理由としては、当時事実として起こったことなのでそれをベースとして作っていけるといったところが一番のポイントでした。

 また、ゲーム内で起こることの中には現実に起きた物事も多く、そういった物事に触れていくという楽しい見方ができるという点もあり、歴史にもとづいて制作しました。

 一方で、この地域に住んでる人でさえもその時代に何が起こったかを正しく知ってる人は少ないので、事前知識を持っていなくても気にすることはないと思います。

――プレイしていて、選択肢の多さという面からアクションが苦手な人でも楽しめるような印象を受けました。

 ゲームのおもしろさは、自分がどのような武器を選び、どのような服を着て、どのような戦い方をするかという点に重きが置かれているのではないかと感じていました。

 本作はそれとは真逆の位置にあって、どれだけいろいろな人と話すか、どのような選択をするか、他の人をどう巻き込んでるかによって話の進み方が変わってくるという作品になっています。

――自由度の高いプレイを楽しめる点がウリの1つとのことですが、制作者オススメのプレイスタイルなどはありますか?

 本作はロールプレイングゲームなので、自分がどうキャラクター演じるかという点を言ったところを非常に大事にしてます。

 必ずしも一方通行で“これをやらなければこうなる”というようにはなっておらず、また、実績の1つとしてまったく人を殺さないでゲームをクリアするともらえるトロフィーもあります。

 プレイヤーにあわせたたやり方をつねに用意しているので、自分のプレイスタイルを満喫することが一番楽しめると思います。

――ちなみに、今の発言で気になったのですが、本作の実績にはどのようなものがありますか?

 だいたい50個くらいで、すべての武器を使うというものや稼いだ金額や特定のアイテムの発見などがあります。

――本作の戦闘アクションはどのような点を重視しています?

 本作は、戦闘アクションをツールの1つとして使うという点があり、アクション性が高いというよりは、相手が行動を考えて戦い方を組み立てていく戦術性が強いです。

 また、相手を本当に殺さなければならないのかをしっかりと考えていく必要があるので、アクションだけが必要なゲームというわけではありません。

 アクション要素が強いRPGというよりは、ストーリーをじっくり進めるアクション要素がそこまで強くない作品に仕上がっているかなと思います。

――最後に、本作をプレイするうえで注目するとより楽しめるポイントなどはありますか?

 中世という時代には、相手に対する忠誠や信頼といった環境があります。それは、ヨーロッパに限らず日本における侍の時代など近いものがあるので、どこかで共感できるポイントがあると思います。

  • ▲とある貴族に忠義を尽くそうとするヘンリー。日本の武家社会を思わせます。

 また、物語の初めでヘンリーはすべてを失いますが、さまざまな環境の中で少しずついろいろなことを学び成長していきます。その成長の過程も含めて楽しんでいただければと思います。

  • ▲故郷、家族、あらゆるものを瞬く間に失ってしまったヘンリー。心が痛みます。

▲ふとした切掛から、再起のための第一歩をつかむヘンリー。没入感の高さから、こういったシーンは自分のことのようにうれしくなってきます。
▲時には貴族のたしなみである狩りを学ぶことも。

――後者の点からは、映画のような要素も感じられますね。

 そのとおりで、本作にはカットシーンが多数あるのですが、ゲームのさまざまなところに影響を与えるものが多く、物語としても簡単に飛ばしたくないようなものになっています。

 また、普通の会話でもそのような要素を多く含んでいるので、映画を見るように遊べるゲームに仕上がっていると思います。

▲兵士の大軍による戦闘シーンは大迫力で、まさしく映画を見ているようです!

Published by DMM GAMES, (C) 2019 and developed by Warhorse Studios s.r.o., Kingdom Come:Deliverance(R) is a trademark of Warhorse Studios s.r.o. Co-published by Koch Media GmbH, Austria. Deep Silver and its respective logos are trademarks of Koch Media GmbH. Co-published in Japan by ZOO Corporation. All other trademarks, logos and copyrights are property of their respective owners. All rights reserved.

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