ゲーム★マニアックス

放送時間

毎週土曜 夜
11:30~12:00

一部を除き隔週更新

いよいよ日本版サービス開始目前!! 本格スマホMORPG『ドラゴンネストM』開発者インタビュー


▲Eyedentity Games Japanの『ドラゴンネストM』ディレクター・丁大浩氏

――はじめに、本作の開発が始っまた時期や経緯について教えてください。

丁大浩(以下、丁) 開発が始まったのは2015年ごろです。PCのMORPGである『ドラゴンネスト』のモバイル版を、もっとも人気の高い地域であるアジア、とくに中国、韓国、日本で展開しようということで開発が始まりました。

――PCゲームのモバイル版というのは日本では比較的珍しいかと思います。

 そうですね、日本のマーケットではあまり見かけませんが、韓国では2014年か2015年あたりからPCゲームが飽和状態なので、モバイル版に突破口を見出そうという動きが業界全体の流れとしてありました。

そこで弊社も、『ドラゴンネスト』がいい作品だという自信もありましたので、モバイル版を提供してみよう、という形で企画されています。

 

――元はPCゲームということでかなりのデータ量や通信量になったと思いますが、それをモバイル版に落とし込む際に苦労した点や工夫した点がありましたら教えてください。

 まず通信面ですが、『ドラゴンネスト』はPCゲームなので頻繁に通信をして同期を取る仕組みになっていました。しかしメインターゲットの中国ではモバイル通信が日本や韓国に比べて充実していないので、極力通信をせずにクライアント内で処理できるようにした、という部分が多かったです。

そうした考えをベースにすることで、発熱を抑えられたり、電力消費を抑えられたりということにも繋がりました。

――クライアント内のデータ面ではどうでしょう?

 ツールのことになりますが、PC版『ドラゴンネスト』は専用のエンジンで制作していました。一方で今回のモバイル版はUnityで制作していますので、そこに素材を落とし込んだり共有する作業が初期の大変だった部分です。

そうした技術面もそうですが、とにかくデータ量の多さが大変で……。PC版『ドラゴンネストR』はリニューアル前から数えると8年くらい運営していますから、そのぶんシナリオやマップの数も膨大になっています。それをどう入れていくかという選択に苦労しました。

PC版で体験できたことはなるべく全部入れたい!

――ということは、PC版の内容はそのまま入っているのでしょうか?

 全部入れた……とは言い切れないのですが、できる限りコンテンツをPCで楽しめた要素は実装しています。ストーリーやダンジョン、「ネスト」という協力して巨大ボスに挑むコアコンテンツ、農園という箱庭要素など、ひととおりのものは最初から入れてあります。

中国と韓国では7月からサービスが始まっていて、日本でもすでに2回のクローズドβテストを行っているのですが、「PC版のまんま」だという声を多く頂いています。そこを目指して開発していたので、正直一番嬉しいです(笑)。

操作に関しては、PC版はマウスとキーボードを使用しています。キーボードを使ったさまざまな操作があるのですが、それを簡略化する工夫は随所に盛り込んであります。スマホ横持ちで遊ぶアクションゲームを参考にして、快適に遊べる操作性を意識しました。


▲爽快なコンボや敵の攻撃の回避など、アクションとしての奥深さもこだわられている

――マップの広さなどのスケール感もPC版同様の感覚で遊べるのでしょうか。

 そこは非常に悩んだところです。PC版は腰を据えて遊ぶ人が多いのですが、スマホゲームだと電車の中で「あと二駅か」というような状況が多いと思います。

なのでPC版のようにキャラクター移動に時間をかけたくないというのはありました。しかし元の世界観を表現するにあたって、世界を小さくするようなことはしたくなかったので、ワープ等の移動を充実させて快適性を確保しました。


▲ロビーなど、スマホゲームとは思えないくらい広いマップにプレイヤーが集まる

――スマホゲームとしては破格のボリュームになりそうですね。ターゲットとしてはPC版のファンや比較的コアゲーマー向けという形になるのでしょうか?

 まずはPC版『ドラゴンネスト』のユーザーに満足してもらえるものにしたい、というのがベースとしてあります。

そのうえで、モバイル版ならではのコンテンツや、PC版で評判の良かったカジュアル向けコンテンツを実装していきますので、他のスマホゲームのようにカジュアルに遊んでもらえるものを目指しています。

課金せず何キャラでも使うことができる

――事前登録キャンペーンも60万人を超えていますし、新規ユーザーも増えると思います。新規ユーザーに向けけて、各職種の特徴などを教えていただけますか?

 接近戦でバチバチにドッグファイトをしたい場合は、剣を持ったウォリアーという職種になります。

それよりも移動スピードが速かったり、遠距離で戦うのが好きという人はアーチャーという弓使いがいいと思います。

また、ソーサレスという職種は、とにかく火力が出るようになっています。

クレリックは回復魔法などが使えるので、マルチプレイで力を発揮します。クラスチェンジによって大きく特性が分かれまして、後衛でのサポートだけでなくタンクにもなることができます。

――キャンペーンによって実装が決まった職種「アカデミック」はいかがでしょう。

 アカデミックは、見た目にも小さくて可愛らしい女の子なので人気がある職種です。モバイル版への実装を発表した時の反響も大きかったですね。性能としても、ロボットを召喚して戦わせることができるなど、面白いものになっています。


▲サービス開始時点では、5つの職種からキャラクターを選択することができる(画像は公式サイトより)

――ひとつのアカウントで所有できるのはキャラ数はいくつくらいなのでしょうか? またそれは課金で増やすことはできるのでしょうか?

 それについては、制限を設けていません。好きなだけキャラクターを作成して遊んでいただければと思います。よくある「キャラスロット」等と呼ばれるキャラクター作成枠のようなものはありません。

ゲーム大会などオフラインイベントも!?

――では、課金要素はどのようなところになるのでしょうか?

 メインはアバターです。服や帽子などの見た目を変える装備が、初期段階で1000種類くらい用意する予定です。アバターはキャラクターの育成要素にも多少かかわっってくる部分もありますが、微増という感じです。

課金はおもにオシャレを楽しむ部分やマップを移動できる乗り物、キャラクターと一緒に連れて歩けるペット等の要素に使われることになります。

他には「ネスト」というボスを討伐するコンテンツがあるのですが、1日に挑戦できる回数が決まっているので、その権利を回復する課金アイテム、というものもあります。


▲ロビーの中で乗れる馬のような乗り物、肩に浮かんでいるペットなどでも個性を主張することができる

――スマホゲームというよりはPCゲームに近い感覚ですね。

 そうですね、元々面白いゲームを作っている自信があるので、それを楽しむための邪魔にならないようにしました。課金要素に関しては、正直なところ判断にかなり悩みました……。

――本作はPvPの要素も人気ですが、ゲーム大会などeスポーツ的な展開をする予定はありますか?

 はい、そこは既に計画に盛り込んであります。ユーザーが結成できるギルドシステムがあるのですが、対戦を通じてギルド関係のコミュニケーションを活発に行なって頂いておりますので、その手助けができればと考えています。

また大会という形でないにしても、オフラインで集まって『ドラゴンネスト』ファン同士で楽しめるイベントができればと考えています。

――メーカーがそういったことに積極的なのはユーザーには嬉しいですね! では、最後に心待ちにしているファンにメッセージをお願いします。

 PC版の『ドラゴンネスト』を遊んでいただいている方にも、そうでない方にも、グラフィックやボリューム、アクション等の面でスマホゲームの限界を超えたものを提供できると思って日々開発しておりますので、ぜひ遊んでもらいたいと思います。


『ドラゴンネストM』公式サイト

©Eyedentity Games Japan. Inc All Rights Reserved. 2018

Commentコメント

コメントしてポイントGET!

投稿がありません。

この記事の画像  7枚

Writer info

ゲーム★マニアックス編集部

ゲーム★マニアックス編集部です。ゲームに関する楽しいニュースや記事をお届けします...

more

Recommend関連記事

この記事について報告する

Comment記事へのコメント

Popular人気記事&コンテンツ

Official SNS公式SNS

Popular Tags人気のタグ

アクション ゲーム イベント スマートフォン Nintendo Switch PC スポーツ その他 アニメ アドベンチャー Xbox One その他 声優 格闘 インタビュー 育成 シューティング ゴジライン Steam リズム

Pick Upピックアップ