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あの人気王女も登場!? 2年目の野望や今後の展開を語る『白猫TCG』開発責任者KMPインタビュー

本タイトルにかけた開発責任者KMPのこの1年の歩み、そして2年目に向けての野望など、いま彼が考えていることを思う存分に語ってもらった。全国大会、海外でのユーザー、そしてライトノベル、今後の展開など見逃せない情報ばかり。ぜひ、彼のTCGにかける熱い情熱を感じ取ってほしい。


▲『白猫TCG』開発責任者のKMP(株式会社ビジプル所属)。イベント、ゲーム内容など、本タイトルの企画・運営を一手に引き受けている。過去、『白猫プロジェクト』のグッズ周りの担当をしていたことも
 

『白猫TCG』祝1周年。ユーザーの皆さまに感謝

――2018年5月25日で『白猫TCG』が無事1周年を迎えました。ある意味、スマートフォン向けゲームのTCG化で心配されていた1年を乗り切りましたが、率直な感想をいただけますでしょうか。

KMP  まず、『白猫TCG』を手に取っていただいたすべてのユーザーの方々へ感謝とともに、もちろんご協力いただいたカードショップさまや関連店舗の方々、そしていっしょに走り続けてくれたスタッフのみんなにもこの場でお礼を言いたいと思います。

前回のインタビューでもお伝えしましたが、TCGというアナログゲーム商品を弊社で取り扱うのは初めてでしたので、ゲームの内容面でも、皆さまに手に取っていただくための施策など手探りのままダッシュで駆け抜けました。あっという間の一年でしたね。

――その5月25日にはTwitterでのユーザーたちによる「#ありがとうKMP」タグもタイムラインを賑わしていました。


▲当日のTwitterのタイムライン。このような投稿がさまざまあり、ユーザーたちも1周年を祝っていた
 

KMP まさか、あんな流れになるとは……。本当に『白猫TCG』はいいユーザーさんたちに恵まれたな、と。正直泣きそうでしたし(笑)。そして、その恩返しはしっかりとゲーム内容や、それにまつわるイベントや商品などの満足度でお返しできればと切に感じました。

――僕も1年間『白猫TCG』を見続けてきた身としても、かなり感動しました。やはり真摯に運営を続けていたひとつの結果なんだろうなと思いました。

KMP 休みを惜しまず、全国でさまざまなネコカユーザー(※白猫TCGユーザーの略称)さんと触れ合い、その意見を聞いて頑張った甲斐があったというか……。つぎの1年も自分の力が続く限り「やりきってやるぞ!」という思いがさらに強くなりましたね。

初の全国大会「白猫TCGエキサイトアリーナ」

――3月には初の全国大会「白猫TCGエキサイトアリーナ」は、僕も参加者として出場しましたが、客観的に見ていても成功だったと思います。あのイベントももちろん中心になって企画等々動かれたと思いますが、いかがでしたでしょうか。


▲女性大会「STARQUEENCUP」の様子。女子同士の真剣勝負がくり広げられた
 


▲全国大会「LIGHTFLAMEBATTLECUP」。全国で開催された予選を突破した猛者たちが、世界で唯一のプレイマットを巡って死闘がくり広げられた
 

KMP イベントを仕掛けている側として、ユーザーさんが喜んでくれることを重視して考えています。もちろんこれは当たり前のことですが、ある程度どう喜んでもらえるか、というものも想定して作り上げているんです。

――ユーザーの方々の満足度も高そうでした。

KMP 一番印象に残った出来事がひとつありまして、それは女性大会の「STAR QUEEN CUP」の最後のシーン。順位が壁に張り出されたとき、女性のユーザーさん同士が抱きついたり、泣いたりして、本気の感情を見せてくれたことでした。

「この人たちはこんなに『ネコカ』に向き合ってくれていたんだ……」と感じたと同時に、ある意味想定外の反響をいただいたので、思わずイベント中に泣いてしまいました。

――僕も全国大会の予選を突破して本戦に出場しましたが、全国大会らしく楽しみつつ、真剣な勝負の場としてもきちんと成立している雰囲気がありました。やはりこのゲームに賭けた時間や情熱など、さまざまなユーザーさんの熱をひしひしと体感できました。

KMP 何度も言うのですが、本当にいいユーザーさんに恵まれたな、と。優勝者や準優勝者のコメントも『白猫』も『白猫TCG』も愛してくれている方々ばっかりで。

また、当日訪れていた初心者のユーザーさんにもゲームの遊び方を有志で教えあっていたりと、運営側だけでは不可能なユーザー同士のコミュニケーションも率先してはかってくれるなど、すばらしい状況が会場の各所で生まれていました。

――ネットワークを介するデジタルゲームとは違った、リアルでひととひとが触れ合うアナログカードゲームの魅力でしょうか。

KMP 今後もこのようなイベントを開催する勇気がわいた全国大会でした。この場で改めて過酷な予選に参加してくれたプレイヤーたち、そして当日遊びに来てくれたプレイヤー、もちろん何らかの事情で足をお運びいただけなかった方々も含め、本当に感謝しています。

しかしながら物販の方法など、反省点がいくつもあることも確かです。その問題点を解消しつつ、次回のイベントではより楽しく、快適にご参加いただけるように考えています。つぎは単色デッキの大会「カラーマイスター」。こちらもみなさまに楽しんでいただけるよう頑張りたいと思います。


▲各色(単色)デッキのナンバーワンプレイヤーを決める「カラーマイスター」。7~8月にかけて開催される
 

ライトノベルの主人公が登場!? 第5弾『新月の覚醒者』が発売

――そして1周年から約1ヶ月経った6月21日には、第5弾『新月の覚醒者』が発売されます。どのようなコンセプトを持つブースターになりそうでしょうか。

KMP これまでどおり対戦バランスに気を払いつつ、新たな試みのカードを多く入れています。そのひとつ目がアシストシステムのさらなるパワーアップです。

第4弾では“アシスト茶熊”という、名前に茶熊が含まれたカードを捨て山に置くと効果を発揮するカードが登場しました。それをさらに進化させて、アシストソフィやアシストルカなど、特定のキャラ名が入るカードを捨て山に置くことで効果を発揮するカードを用意しています。

――特定のキャラを中心に入れた、キャラ愛デッキがはかどりそうな!

KMP そうですね。ルカに関しては、通常のルカに加えて、PRカード、茶熊ver.、そして今回のバレンタインver.と多数の種類があるので、かなり面白いデッキが組めると思います。

――ソフィも新選組カードや茶熊がいるので面白そうです。しかも効果がチェスナイト(笑)。


▲ルカ、ソフィともに多数のバージョンのキャラカードが登場している。キャラを軸としたテーマデッキもかなり盛り上がりそう
 

KMP アシスト系のデッキはかなり面白いデッキが作れそうなので、ぜひ研究してみて欲しいです。そのほかには、全国大会で発表した光の王アイリスと闇の王子も使ってみてほしいカードです。

――少し癖はありますが、スキルのカラーが複数あるので、さまざまなカラーに組み込めそうですね。

KMP そして、ネコカニュースなどで発表したライトノベル版『白猫TCG』のキャラも第5弾で登場します。小説の完成はもう少し先になりそうですが、先行してユーザーの皆さまに使って愛着を持っていただければ、と考えて今回のブースターに導入しました。


▲『白猫TCG』ライトノベルの主人公如月トモヤ。パハロの登場も予告されており、どのような展開を見せるのか
 

――オリジナルの世界観で展開するストーリーの主人公、になるのでしょうか。

KMP 今回紹介するトモヤだけでなく、ヒロイン的扱いのキャラも登場予定です。こちらも合わせて楽しんでください。デッキに組み込みやすい使い勝手がいいカードですので。

そして、この第5弾では組み合わせてひとつの絵になるコースター特典も用意しています。デザインやイラストにもかなり力を入れたので、手にとっていただけるとうれしいです。発売は6月21日なので、予約して特典をゲットしつつぜひ遊んでみてほしいです。

海外にもいっぱいいたネコカユーザー

――そういえば5月には台湾で初心者講習会を開いていましたね。正直、海外にユーザーがいること自体に驚いたのですが......。

KMP 正直、どうやって入手したかはよくわからないのですが、多分日本の通販を利用したんでしょう。台湾にも『白猫』が好きなユーザーさんが数多くいて、遊んでくれていた方だけでなく、初めて遊ぶプレイヤーさんも多数来ていただきました。


▲ゲームがあれば言語なんて関係ない! みんな仲良し
 

KMP イベントでは予想していた以上に熱狂していただけて……。内緒の話ですが、あまりに嬉しかったので、私物のキャトラ(第1弾の高レアリティカード)をじゃんけん大会であげちゃったりと、短いあいだでしたが非常に充実した海外遠征でした。

――それは相当な奮発ですね(笑)。

KMP 実質扱っている店舗さんがごくわずかなのか、『白猫TCG』のカード自体が相当貴重なんですよね。今後、このように海外でもネコカユーザーの輪を広げられればうれしいですね。

『白猫TCG』2年目の野望

――最後は未来の話をしていきたいと思います。今後、『白猫TCG』はどのように展開していくのでしょうか。野望などを少しだけでも教えてください。

KMP これから開催される「カラーマイスター」、そして第5弾『新月の覚醒者』を発売したあとは、第6弾に向けて全力を尽くしていきます。正直『白猫TCG』は運営的にも1弾1弾が生き残りをかけた勝負のタイトルです。これまで遊んでいただいたプレイヤーの方々には、これまで以上に楽しい体験をしていただくため、会社が許す限りイベントやゲーム内容を全力で作り込みます。

また、これまでプレイしたことないユーザーの方々に手にとっていただくための仕掛けももちろん準備しています。まだ詳細は語れないのですが、あのゲームとコラボ……なんかも考えています。実現にはまだまだハードルはありますが、期待してください。


▲第5弾では『クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ』のキャラも登場
 

――いったい何のタイトルとのコラボになるのでしょうか、これは楽しみですね。

KMP そしてライトノベルで『白猫TCG』オリジナルの世界観の構築で、よりカードへの思い入れも感じていただけるようがんばります。このストーリーを軸に、ドラマCD化、コミック化、さらにはアニメ化なんて夢が叶えられないですかね(笑)。

『白猫TCG』とはちょっと離れた話になるのですが、僕はこのタイトルに関わってアナログゲームの楽しさと魅力を十二分に味わいました。リアルに人と向き合って遊ぶ機会を増やすためにTCGとはまた違う、アナログゲームの制作も野望のひとつです。ボードゲームなんて作ったらみんな購入してくれますかね?

――ボードゲームですか! アナログゲームは本当に楽しいですからね。

KMP 正直、病みつきになってしまうレベルで楽しいですよね。ゲームマーケットにも毎回参加しているのですが、休み時間にはアナログゲームを買いまくってますよ! インスピレーション沸きまくりです。

もちろん、今後も『白猫TCG』の運営をおろそかにしないことが大前提ですが、そのような機会も作りたいですね。ゲームを媒介として触っていただいたユーザーの方々が仲良くなってくれることが僕の最大の目的なので。

――最後にかなり面白い話を聞くことができました。長時間ありがとうございました。

KMP 今後も『白猫TCG』の火を消さぬよう、運営を続けていくために2年目も全力で頑張ります。もちろん僕の努力だけでは足りない部分が出てきてしまう場合のあります。そんなときはスタッフや関係者じゃもちろんですが、ユーザーの方々や店舗さんもぜひともご協力いただきたいです。この先も変わらぬ応援を何卒よろしくお願い致します。

――ありがとうございました。楽しいインタビューでした。

ユーザー自身でゲームタイトルを守る時代に

前回のインタビューでも語っていたとおり、決して順風満帆な船出ではなかった『白猫TCG』。過去スマートフォン向けゲームのTCG化はいくつもの失敗例もあり、TCG販売店舗、流通も含め、最初は厳しい反応だったことは容易に想像できる。

しかしそのマイナスからのスタートを乗り越え、『白猫』のファンだけでなく、さまざまなTCGユーザーにも認められつつあるのはゲーム自体の面白さ、バランスの良さだけでなく、この1年の地道なKMPの広報活動もひとつの要因だろう。

TCGタイプのゲームだけでなく、スマートフォン、コンシューマー、PCで展開するすべてに言えることだが、どのタイプのハードも長期運営タイプのタイトルが増えてきた昨今。ユーザーの方々も肌で感じつつあると思うが、「SNSを通じてタイトルの楽しさを伝える行為」、「動画媒体でのゲームプレイ」、「ユーザー有志のイベント開催」など、ユーザーの方々の地道な動きが、人気タイトルを支えていることは間違いないだろう。その行動は物言わずともメーカーや運営に伝わっていることは確かで、彼らのクリエイティブに向かう情熱を後押ししているのもまた事実。

メーカーの運営努力は大前提だとしても、いちユーザーとしても好きなゲームを少しでも楽しんでいることをアピールすることが、タイトルの運営継続につながってくるはず。今後はより「自分の遊び場は自分たちで守る」時代になっていくのだろう。

ある意味当たりまえのことだが、インタビューを担当したゴジラインも含め“ゲームの味方”であることを続けていきたい。


▲第5弾に登場するさまざまなカードを先行で見せていただきました。テオは虹色のキャラカードを手札に加える効果、デス・ドクロはついに登場した4ダメージトリガー。これは……
 


▲エクセリアのアニバーサリーver.、ヴィルフリート 茶熊ver.も登場。ジューンブライドver.も含め、エクセリア旋風が吹き荒れるのか!?


白猫プロジェクトTCG

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