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『PSO2』連載 番外編:『ファンタシースターオンライン2』はeスポーツの顔もある

 

エキシビジョンという形ではありましたが、ステージで戦う選手たちや解説・実況から、『PSO2』の一番の理解者である「アークス」と呼ばれるプレイヤーを楽しませようという心意気が、とても伝わってきました。そのうえで、初めて『PSO2』を観る人には何とか興味をもってもらおうという熱心なプレイ、解説、感情表現がかぶさり、とてもユニークなステージが出来上がっていたと思います。

僕はライターの端くれのようなことをやっていて、eスポーツの発展をサポートするようなメディアで記事を書いたり、取材をしたりしたりもしています。ゲームが競技になり、それに真剣に取り組むプレイヤーたちの戦が認められていくのは、とても素晴らしいことだと思います。

しかしその一方で、eスポーツという冠がついた瞬間、ユーザーのものであったゲームが、どこか遠いところにいった感覚を味わうことも少なくありません。自分たちが楽しんでいるゲームと、ステージで行われているゲームは別のものではないのかと思うことがあるのです。

その原因は、腕前が離れすぎていることや、競技として真剣に取り組む感覚がわからないといった単純なことではなく、ステージの持つ空気によるものだと僕は考えています。

その点、eスポーツとして行われた『PSO2』のイベントは、とても親しみやすい空気を感じさせてくれました。今回のエキシビジョンもそうですし、ABT2017もそうです。作品が遠のいていくような感覚もなく、むしろ「バトルアリーナ」というコンテンツに、他のジャンルのプレイヤーが流れ込んできそうな雰囲気すらありました。『PSO2』のコンテンツのひとつとして、eスポーツ的なものを独自の流れで打ち出し、それに外側の人を巻き込んでいこうという力強い動きを感じたのです。

ABT2017で上位に食い込んだのは、アークスグランプリの常連プレイヤーたちが目立ちましたが、そのチームの中にもシューターをメインゲームにしている方がいたり、予選会場でもバトルアリーナをきっかけに『PSO2』をやっているという方を複数見かけることができました。僕は「e-Sports X」の『PSO2』ステージを格闘ゲームファンの友人と観戦していたのですが、彼は「『PSO2』って、なんかあったかいなぁ」と言っていました(「やってみれば」と言うと、「レベルあげ手伝ってくれたらやるよ」と返事をもらいましたが、僕のほうが手伝ってほしいくらいです)。

今後、日本でeスポーツがどのような方向に向かっていくのかは、まるで予想がつきません。いろいろな動きがあり、いろいろな問題に対しても議論がされはじめましたが、これといった道筋はまだ見えていません。そんな中で、『PSO2』のような独自の動きを見せるコンテンツがeスポーツという分野に参入しつつあるのは、とても興味深い流れです。ABT2017のとてつもない規模や観ていたアークスの数を考えると、eスポーツとしてとても可能性のあるコンテンツのように感じます。

今後も、『PSO2』ならではのe-Sports展開を楽しみにしています。格闘ゲームとか出ないでしょうか(笑)。


文/浅葉たいが

『ファンタシースターオンライン2』公式サイト

(C)SEGA

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