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スマホアプリになってもシリーズのよさは変わらず! 『オクトパストラベラー 大陸の覇者』先行体験版インプレッション

著者:ゲーム★マニアックス編集部

ファミコン、スーパーファミコン時代のRPGに現代の技術をかけ合わせて進化させたグラフィック、システム、世界観etc……が国内外のRPGファンの心をつかみ、大ヒットを記録したNintendo Switch用ソフト、『オクトパストラベラー』。その続編ともいえるタイトル、『オクトパストラベラー 大陸の覇者』が、iOS、Androidアプリで配信されることが発表された。本記事では先行体験版のプレイインプレッションをお届けする。


 

Nintendo Switch版とまったく見分けがつかない“HD-2D”のグラフィック

まず『大陸の覇者』をプレイして驚かされたのは、そのグラフィック!

Nintendo Switchで『オクトパストラベラー』が発表された際に大きなウリとされていた、2Dのドット絵と3Dの映像表現を融合させた“HD-2D”の映像は、iOS、Androidにプラットホームを移しても健在。密度の高いドット絵で描かれたキャラクターや街並みに、3Dの映像表現(空から射す光や雪、水の揺らめきなど)が折り重なった『オクトパストラベラー』ならではのゲーム画面は、先攻体験版の時点で十分堪能できた。

また、Nintendo Switchと同等レベルの映像を維持しながら、特別長いロード時間が発生しなかった点も〇。筆者はそれほど高いスペックのスマートフォンを使っているわけではないが(Xperia XZ SO-01で、2年以上前のAndroidスマートフォン)、テンポよく遊ぶことができた。


▲『オクトパストラベラー』が持つ“絵力”は、スマートフォンアプリになっても健在
 

画面に映る『オクトパストラベラー』の世界そのものはNintendo Switch版も『大陸の覇者』もほぼ同じに見えるが、操作方法は当然ながらスマートフォンアプリとして遊びやすく調整されている。

移動に関しては行きたい場所をタップ、または向かいたい方向へスワイプ入力をすることで、キャラクターが指定した場所、方向へ向かうようになっている。このキャラクターを動かす感覚はコントローラーを使う家庭用ゲーム機のRPGとはまったく異なるが、不便さを感じることはなかった。

また、街にいるNPCと“話す”以上の介入ができる、“フィールドコマンド”も健在。先行体験版では、NPCが持つアイテムを“買い取る”や“ねだる”で入手したり、バトル時の助っ人として“雇う”ことができた。


▲キャラクターはスワイプや1タップで移動するため、画面の特定の場所を押し続けたりする必要はない

8人パーティーになったバトルパート

戦闘面も基本的にはオリジナルであるNintendo Switch版を踏襲。オーソドックスなコマンド選択式のバトルという形式を取りながら、相手の弱点を突いて行動不能にする“ブレイク”、溜まっていく行動回数を1度に解放して強力な攻撃を放つ“コマンドブースト”など、『オクトパストラベラー』独自の戦闘システムはもれなく継続して採用されている。

ただし『大陸の覇者』のバトルにはNintendo Switchからパワーアップした点がある。それは戦闘に参加するキャラクターが最大8人であるということだ。


▲Nintendo Switch版からは倍、8名のキャラクターが並ぶ戦闘画面
 

しかし8人パーティーだから全員で敵をタコ殴りにできて楽勝!……というわけではないので、そこは注意してほしい。

『大陸の覇者』においても、直接攻撃や回復、アイテムを使用するなど、行動を起こせるのは最大4人、パーティーの前列にいる者たちだけになっている。

ただしこの前列、後列は行動順が回ってくるたびに交代可能。そのため前列と後列で装備している武器や魔法の属性をバラけさせておくことで、多くの敵の弱点を臨機応変に突くことがNintendo Switch版よりも容易になっている。そして攻撃を受けるのは基本的に前列のキャラクターなので、HPが減ったら後列に一時的に避難させるといった作戦も取ることが可能だ。


▲一度に連れていけるキャラクターが増えたぶん、バトルの自由度はNintendo Switch版以上かも⁉

聖火の導き(ガチャ)でプレイ感覚はどう変わる⁉

フィールドやバトルでできることはNintendo Switch版『オクトパストラベラー』から地続きで進化、もしくはスマートフォン向けにブラッシュアップされているといった感じの『大陸の覇者』だが、パーティーメンバーを増やしていく方法だけは大きく変化している。

『大陸の覇者』では特定の条件を満たしたりクエストクリアーでもらえる“ルビー”を消費して“聖火の導き”を実行、ここでランダムに呼び出されたキャラクターをパーティーメンバーとして加入させるという、いわゆるガチャで仲間を増やしていくことになる。


▲聖火の導きに応じてパーティーメンバーになるキャラクターたちには、能力によってレアリティが設定されている
 

聖火の導きで仲間になるキャラクターはレアリティによって覚えられるアビリティの数やバリエーションが異なる……のは間違いないのだが、それが実際のバトルでの使い勝手にどれほど差が出るのかは、正直なところ先行体験版の時点ではわからず。

むしろ今回遊べた範囲だと、レアリティは低くても相手の弱点を多く突けるよう、得意武器の異なるジョブのキャラクターをバランスよく育てて8人パーティーを作ることのほうが重要に感じた。このあたりはパーティーのジョブや覚えさせたアビリティ、行動順やコマンドブーストの使いどころ考えることで強敵にも対処できる、Nintendo Switch版のようなゲームバランスになることを期待したい。


▲キャラクターがガチャで加入=プレイヤーによってパーティーを構成するキャラクターが異なるようになったため、『大陸の覇者』ではストーリーの進め方、構成も変化。『大陸の覇者』では富、名声、権力、どれかひとつの“ルート”を選択し、3つのルートにそったクエストをこなしていく



▲富、名声、権力……それぞれを象徴するボスキャラクターには、強烈な個性づけがされているのも『大陸の覇者』ならではの魅力
 

以上のように先行体験版をプレイしてみてわかった点を紹介させてもらったが、Nintendo Switch版をプレイ済みの人、RPG好きのユーザーにとっては「スマホで新しい『オクトパストラベラー』が遊べる!」、このひと言だけで『大陸の覇者』の魅力は伝わるのではないだろうか。

良質なシングルプレイRPGを欲している人は公式サイトをチェックし、正式サービスが訪れるまで期待を膨らまそう!


文●マンモス丸谷

『オクトパストラベラー 大陸の覇者』公式サイト

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