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【ゲームレビュー】キミはマジ熱いバトルで盛り上がる『ファイティングEXレイヤー』を遊んでいるか!?

著者:ゲーム★マニアックス編集部

皆さまは、6月末に彗星のように発売されたPlayStation 4向け対戦格闘ゲーム『ファイティングEXレイヤー』のことをご存知でしょうか。ダウンロード版しか販売されていないため、そこそこアンテナを貼っている格闘ゲーマーなら知ってるこの作品ですが、マジで面白くて笑える格闘ゲームなので、もっと多くのゲームファンに知ってほしかったので、今回ゲーム★マニアックスさんで紹介記事を書かせていただきたいと思います。



▲熱く、時に笑える対戦が楽しめる『ファイティングEXレイヤー』をご紹介します!
 

この作品は、『ストリートファイターEX』を手掛けたアリカが久しぶりに送り出す格闘ゲームです。スカロマニアやドクトリン・ダーク、ダラン・マイスターといった濃すぎるキャラクターが共演するというだけで、私のようなおっさんゲーマーは感無量なわけであります。一見3D格闘ゲームに見えますが、かっての古き良き2D格闘ゲームの操作やシステムをベースにしており、『EX』シリーズと呼びたくなる作品に仕上がっています。


▲『ストリートファイターEX』を遊んだことがある人なら、見たことがあるキャラがいるのでは!?
 

今回の記事では、本作の魅力を私、格闘ゲーマーの端くれであるニシゾノがざっくりと紹介したいと思います。 2D格闘ゲームって難しそうと敬遠している方にも、とても遊びやすい作品となっているので、もし身近に一緒に遊んでくれそうなお友達がいれば「おーい、『EXレイヤー』やろうぜ」と気軽に誘ってみてはいかがでしょうか。

必殺技コマンドの概念を覆す「プログレッシブモード」

本作は、簡単な操作で奥深い駆け引きが楽しめる2D格闘ゲームです。簡単っていっても、2D格闘ゲーム特有の必殺技コマンドを入力しなければいけないのでは!?と身構える方も多いはず。しかし本作に限ってはその心配はありません。「プログレッシブモード」という、斬新かつイージーなプレイを可能にする操作タイプを活用すれば、ちょっとした練習で、2D格闘ゲーム上級者ライクな連続技を披露することも可能なのです。


▲キャラクター別のテクニックを練習できる「エキスパートモード」は、プログレッシブモードでの操作にも対応している


「プログレッシブモード」は、ざっくり説明すると、必殺技コマンドを方向キー1方向+ボタンで繰り出せる操作タイプです。一部の2D格闘ゲームで採用されている「ビギナーモード」や「イージーモード」のようなものではなく、このモードですべての行動を繰り出すことができます。


▲こちらがプログレッシブモードの必殺技コマンド。クラシックモードでは、いわゆる波動拳コマンドで繰り出す技も、プログレッシブならより素早く繰り出せます
 

本作は、従来の2D格闘ゲームライクな操作でもプレイできますが、こちらは「クラッシックモード」という名前になっています。購入時にデフォルトで「プログレッシブモード」に設定されているのは、開発からの「こっちで遊んでみてよ」というメッセージではないかと私は考えています。

立ち回りを揺さぶる「強氣」とは

本作の最大の特徴といってもいいのが、試合中に条件を満たすことで発動する「強氣」という独自のシステムです。

これは、キャラクターに特殊能力を付与する「スキル」のようなものとなっており、プレイヤーは試合開始前に5つの強氣がセットされた「デッキ」を選択します。

そして、試合中に各強氣の発動条件を満たすことで、その強氣の特殊効果が発動するという仕組みになっています。


▲こちらが強氣デッキ。左側のデッキは、高速移動がウリの「サンダーボルト」デッキ。効果を見ると、格闘ゲーム的にそんなのアリ!?という効果が書かれていることがわかるはず。しかもこういった強氣の効果のほとんどは、ラウンドではなく、試合中永続なのです
 

強氣の発動条件は、「6秒間相手に触れられない」という能動的なものから、「累計で12回ダウンする」といった受動的なものなどさまざま。「スーパーアーマーを付与」、「超高速ダッシュ」、「ガードキャンセル付与」など、ハチャメチャ感溢れる強氣がたくさんあるので、これらが発動すると一気に試合模様が変化します。

時にこの強氣が奇跡を呼び、真剣勝負の中に笑いを引き起こすほど衝撃的なシーンが生まれるのも本作の良いところです。


▲キャラクターの強みを引きだすだけでなく、相手キャラクターへの「対策」として強氣を選ぶという戦術も存在する

で、どういうバトルになるの?

固有のシステムはなかなかピーキーな本作ですが、実際のバトルはシンプルに「相手のジャンプを誘って落とす」「地上からダッシュでぶっこんでいく」というシーンが多めです。とくに本作のダッシュはメチャクチャスピーディなので、攻めの起点として重宝します。


▲ダッシュを止めるための飛び道具にはジャンプ、ダッシュに上からかぶせるための垂直ジャンプには一瞬待って対空迎撃という読み合いも
 

現時点で存在するキャラクターは全員、このダッシュとジャンプを使った駆け引きを軸に動くことができるので、バトルに慣れるのも早いはず。強氣の駆け引きは、従来の格闘ゲームにはないハチャメチャなものなので、ここはもう「楽しむ」感覚で遊んでいれば、自然と身についていきます。

個人的にこのゲームは、2D格闘ゲームの基本的な戦術を丁寧にこなすことでほどほどに勝てるゲームですが、それ以上を目指すのであれば、強氣システムを理解し、うまく活用する必要があります。カードゲームのように、強氣デッキをいかに使いこなすかという視点でプレイするのも良さそうです。

アップデートで追加された新キャラクターたちが楽しい

2018年9月のアップデートで、プルムとロッソが追加され、より戦いが華やかになりました。どちらも、既存のキャラクターにはない変化球を持つキャラクターとなっています。

ロッソは素早く地上を移動する技や、相手の起き上がりに重ねてくれといわんばかりの飛び道具系必殺技を持っており、玄人好みな一面も目立ちます。当身始動のコンボや、相手を画面橋に素早く追い込むためのコンボなど、やりこみ要素も多めです。気軽に繰り出せる無敵技がないため、守りにはちょっと癖がありますが、攻めの強さはかなりのもの。とにかく攻めまくりたいという人にはオススメのキャラクターです。

プルムは、本作において掟破りともいえる二段ジャンプが可能なキャラクターで、さらに空中から急降下してくる必殺技も併せ持っています。急降下技を持つキャラクターは、ゴリゴリ攻めていくものというイメージがありますが、プルムの場合はのらりくらりと戦うほうが強さを発揮できます。

二段ジャンプでふらふらと空中を移動しながら、バックジャンプから急降下蹴りで奇襲するという動きは、シンプルながら非常に強力です。切り返し技もあり、スーパーコンボもフォローに使いやすいため、ビギナーにも扱いやすいキャラクターです。


 

……と駆け足ですが、『ファイティングEXレイヤー』をざっくりとご紹介してみました。格闘ゲームってなんだか難しそうという先入観をぶち壊すような作品になっているので、ビギナーの方はぜひ「プログレッシブモード」で本作を初めてみてください。

もちろん、格闘ゲーム経験者は、「クラシックモード」を選ぶのもアリです。ゴジラインでは、「プログレッシブとクラシック、結局どちらが強くなる可能性があるのか」という議論が何度か行われましたが、結論は出ませんでした。本来なら一回転で出るはずのコマンド投げが、プログレッシブモードなら(ニュートラル状態から)↑+ボタンで出たりするのはなかなかとんでもないです。

格闘ゲームって、真剣に対戦するのも良いですが、本作の強氣のように、ちょっと笑えるシーンがあるのも素敵だと思います。マジかよふざけんなよとか思いながらも、ついつい連戦してしまう魅力があるゲームです。皆様もぜひ体験してみてくださいね。


文●ニシゾノ

『ファイティングEXレイヤー』公式サイト

©ARIKA CO.,LTD. ALL RIGHTS RESERVED.

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