ページトップへ戻る

【ゲームレビュー】これから始める『ハースストーン』 最新環境のカード&デッキ紹介【週末ゲーム特集】

著者:ゲーム★マニアックス編集部

ここ数年、デジタルトレーティングカードゲーム(以下、デジタルTCG)が一気に浸透・拡散していった年でした。今や数多くのデジタルTCGがそれぞれの生き残りをかけてしのぎを削るデジタルTCG戦国時代といっても過言ではありません。


そんな時代だからこそ「デジタルTCGに興味があるけれど、どのタイトルを遊んだらいいかわからない」と迷い箸状態になっている方も多いかと思います。

この記事では、そんな方のためにBlizzard Entertainmentの人気タイトルであり、ブームの火付け役でもあるPC/スマホ向けデジタルTCG『ハースストーン』の魅力をお伝えします。

何よりもの魅力はド派手なカード

『ハースストーン』のゲームシステムは後発のデジタルTCGに多大な影響を与えていて、多くのタイトルが本作のシステムを基準にして作られています。お手本にされるほど『ハースストーン』のゲームシステムは完成度が高いのです。

プレイヤーは「メイジ」「パラディン」「ドルイド」など、それぞれ異なる強みを持つ9種類のヒーローを使い、対戦相手のライフ30点を削りきることを狙います。その他の細かいルールについては、ゲームをはじめてすぐに手の込んだチュートリアルが用意してあるので遊びはじめればすぐに理解できるでしょう。

ちなみにライフ30点というのは、他のデジタルTCGと比べてかなり多い印象です。よほどの手札事故が起きない限りは、一方的に殴られ続けて負けるといった事態には陥りにくいようにできています。

そして『ハースストーン』最大の魅力と言えるのが、デジタルTCGだからこそ実現できるド派手なカードデザイン。「コスト2のミニオン(モンスター)をランダムに一体場に出す」のような振れ幅の大きいランダム要素のあるカードや、相手と自分の手札をそっくり入れ替えるカードなどデジタルTCGだからこそ可能なカードが、『ハースストーン』には大量に存在します。

それでは実際にどんなカードが使われているのか、最新弾「博士のメカメカ大作戦」リリース後の環境で流行しているデッキを見ていきましょう。

現環境のカード&デッキ紹介

マリゴスドルイド
『ハースストーン』ではカードを使うのに「マナクリスタル」というコストを支払う必要がありますが、ドルイドはマナクリスタルを増やすのが得意なヒーローです。マナクリスタルを増やした後は、相手よりも先にコストの高い強力なミニオンや呪文を唱えて有利を得ていきます。10マナで5枚ドロー、5点ダメージ、5/5のミニオンを召喚、5点の装甲を得る、という破格のカードパワーを誇る《究極の侵蝕》は打つだけでも気持ちよくなれますね。

現環境最強デッキとの声も名高いマリゴスドルイドは、場にいるとき呪文のダメージを5点アップする《マリゴス》を、相手のヒーローに直接ダメージを与えられる呪文と同時に使って一気にライフを削りきるデッキ。最新弾で追加された《ドリームペタル栽培師》でマリゴスのコストを下げれば、1ターンで30点のライフを削り切るワン・ターン・キル(OTK)も夢ではありません。


 

Zoo(ウォーロック)
ウォーロックにはライフを2点を支払ってカードを引く特殊能力(ヒーローパワー)があるので、コストの低いミニオンを大量展開する速攻デッキと、手札を貯め込んでからじっくり戦うコントロールデッキの2種類が非常に強力です。

今回紹介するZooは小型ミニオンを序盤から展開し続ける典型的な速攻デッキで、「博士のメカメカ大作戦」で環境トップクラスのデッキに成り上がりました。条件つきではあるものの、1マナで3枚ドローできる《魂箱》は凶悪そのもの。

簡単なようで奥深いデッキなので、初心者から上級者までオススメできるでしょう。ちなみにデッキ名のZooは『マジック・ザ・ギャザリング』の同名の速攻デッキに由来しています(動物クリーチャーが大量に入っているのでZooと名付けられた)。


■奇数ウォリア―
デッキの中に奇数のカードしか入っていない場合、ヒーローパワーを強化できる《月を食らうものバク》のおかげで、奇数ウォリア―はカードを使わずにヒーローパワーだけで大幅にライフを回復できるデッキです。

正確にはウォリア―のヒーローパワーはライフを回復するのではなく、ライフに相当する「装甲」を得るのですが、ウォリアーの専用カードには装甲を消費して強力な効果を発揮するカードも多いため、奇数ウォリアーは《月を食らうものバク》との相性が非常にいいデッキになっています。

このデッキの目玉はなんといっても《狂気の天才ドクター・ブーム》。使うとヒーローが天才科学者ドクター・ブームに変わり、ヒーローパワーも変化します。《狂気の天才ドクター・ブーム》のヒーローパワーは5種類あり、毎ターンランダムに選択される面白い仕様。長期戦で効果を発揮するので、じっくり戦いたい人にはおすすめのデッキです。


■奇数パラディン
同じく《月を食らうものバク》を使ってヒーローパワーを強化するデッキでも、奇数パラディンはZooと同じ速攻デッキのジャンルに属するデッキです。

ヒーローパワーで1/1のミニオンを2体出せるようになるので、ミニオンを横に並べてから一気に全体強化をかけて相手を殴り倒しましょう。最新弾の目玉システムである「超電磁」を使った攻めも特徴的。場のメカミニオンに手札の超電磁ミニオンを合体させて大ダメージを与えられます。

課金は必要? 安くて強いデッキは?

デジタルTCG全般に言えることですが、すぐにカードを揃えたい場合はある程度の課金が必要になります。ただ、デイリークエストの消化などを進めつつ腰を据えて遊んでいれば、課金なしでもカードを集めながら楽しめるはずです。

今回紹介したデッキの中ではZooと奇数パラディンは比較的作りやすいデッキで、なおかつコントロールデッキよりも扱いやすいため、これからはじめる人にはとくにオススメです。レジェンドカードを持っていない場合は無理に作らなくても、一時的に代用カードを入れてプレイしてもいいでしょう。

『ハースストーン』は競技大会も盛んなタイトルで、毎年大規模な世界大会も行われています。上級者のプレイを観戦するのも、本作の楽しみ方のひとつです。ぜひ本作を体験してみてください!


文●脳間 寺院(のうま・じいん)

『ハースストーン』公式サイト

©2018 BLIZZARD ENTERTAINMENT, INC.

 

 関連記事

閉じる