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今からはじめる『シャドウバース』 チャンスをつかめるオススメデッキ公開! 

著者:ゲーム★マニアックス編集部

1900万ダウンロードを突破し、デジタルカードゲームとしては国内でもっともプレイ人口が多いと言っても過言ではない人気ゲーム『シャドウバース(シャドバ)』。約3か月に一度のスパンで賞金制大型大会「RAGE」を開催し、多くの上位入賞者が現在はプロとして活躍する本作に、eスポーツの"夢"を感じる方も多いのではなかろうか。


しかしながら本作はリリースから既に2年以上が経過しているタイトル。デジタルカードゲームは、稼働期間が長くなればなるほどカードプールの拡大や複雑な効果を持つカードの台頭によって、新規参入が難しくなるという側面を持つ。ゆえに今から始めることに抵抗感のある方もいるのではないだろうか。

そこで今回は、スタートを迷っている方に向けて、各クラスの特徴とオススメのクラスを紹介しよう。

『シャドウバース』ではメインのゲームシーンにローテーションルール(最新の5つのカードパック+ベーシックカードのみが使用可能なルール)を採用しているため、デジタルカードゲームとしては中途参入が容易だ。

現在配信中の最新カードパック『蒼空の騎士』は『グランブルーファンタジー』とのコラボパックなので、『グラブル』プレイヤーも古戦場の息抜きにはじめてみてはいかがだろうか。


▲『蒼空』のイメージビジュアルにはるりぴっぴが使われている。実質『グラブル』なのはもはや疑う余地もなし

いまのクラスはコレ! 現環境オススメのクラスとその特徴

では、さっそく『蒼空の騎士』環境でのオススメクラスとその特徴を紹介していこう。収集難度についても併記するので、そちらもクラス選択の指針にしてもらえれば幸いだ。


超オススメ! 勝ちまくりモテまくりのクラスは「ネメシス」「エルフ」

ネメシス

■オススメ度
強さ ★★★★★
プレイの簡単さ ★★
収集の簡単さ ★★★★★

■ネメシスの特徴
・大量の突進フォロワーを使った物量戦が得意
・場を奪うことも体力を削ることも最高水準
・追加リーダーなのでカードを集めやすい

■ネメシスってどんなクラス?
ネメシスは、大量のトークン(各種カードから生成されるコレクション不能のカード)を駆使して戦うクラス。固有の能力として、デッキの残り枚数が偶数になると共鳴状態となり、共鳴時のみ効果を発揮するカードを多く持っている。

デッキにトークンを埋め込んだり、各種ドローで奇数と偶数を変化させることで共鳴状態を操作するテクニカルなクラスだが、現環境でのネメシスは一切共鳴シナジーを使わないのが特徴。

ネメシスのオススメデッキ

0/1/1の突進トークンである《操り人形》にクローズアップした【人形ネメシス】が現環境でのオススメ。大量の《操り人形》を手札に加えてこれを場の処理に使ったり、疾走を持った攻撃手段に転化する強烈なフィニッシャーの《人形の少女・オーキス》《復讐の人形遣い・ノア》で大量得点を狙ったりと、攻守にわたって《操り人形》を使いたおすデッキだ。

また、ネメシスはラストワードを発動させない消滅効果による処理手段を持ち、『蒼空』で追加されたレジェンドカードの《リトルパペッター・ロココ》は相手のフォロワーを非力な《ロココのテディベア》に変身させるなど、守りに関しても非常に強力なカードを揃えている。

ネメシスは2弾前から追加されたクラスなので、しばらくはスタン落ち(ローテーション環境で使えなくなること)の影響を受けることがなく、全カードを揃えるための投資もほかのクラスと比較して安上がりなのもオススメのポイントだ。

手数の多いデッキなだけに中盤以降はさまざまな選択肢が発生するため、共鳴を使わないとはいえプレイ難度がやや高めなのがネックになるが、しばらくは勉強と割り切って使っても損はしないだろう。

人形ネメシスのデッキサンプル

ネメシスの注目カード

奮励の儁秀・シルヴァ

■効果
アクセラレート 3;手札の元のコスト3以下のフォロワー1枚を場に出す。それは突進 を持つ。このバトル中、自分のリーダーは「自分のターンごとに1回、自分のフォロワーが攻撃するとき、相手のリーダーに1ダメージ」を持つ。(奮励の儁秀・シルヴァの能力が複数働いた場合、リーダーは同じ能力を複数持つ)
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潜伏 

■注目ポイント
アクセラレート能力がメイン。手札から3コストのカードを出せば、強制ダメージという強烈な効果と、出したフォロワーに付与される突進を0コストで獲得しているのと同義。

先攻3ターン目にシルヴァで《清新なる銃設計士・ククル》を呼び出し、相手が2ターン目にプレイしたフォロワーを一方的に破壊する動きがあまりにも強く、これを食らった日には『グラブル』の水属性SSRのすごさを思い知ることになるだろう。

 

 

人形の少女・オーキス

■効果
・決意の人形・オーキス
・復讐の人形・オーキス
手札にあるとき、自分の残りPPが8以上で、自分の手札に操り人形が2枚以上あるならチョイス したカードとしてプレイする。
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ファンファーレ 操り人形3枚を手札に加える。 

■注目ポイント
手札に《操り人形》が2枚以上あると、人形を強力なカードに変身させる能力を獲得したフォロワーとしてプレイできるカード。

オーキス本体を倒さない限り延々人形は変身し続けるため、1/4守護を置きつつリーダーの体力を回復させる決意のオーキスも相手からすれば厄介極まりないが、それを凌駕する危険度なのが復讐のオーキス。

8ターン目に更地から突然現れて9点を叩き込んでくるカードは全クラスを見渡してもこのカードとエルフの《妖精の使役者》(こちらは8点だが)くらいしかおらず、9ターン目に強力な動きを用意している相手に対して後攻を引いてしまっても、復讐のオーキスなら相手のキルターンに間に合わせることができる、というのが非常に大きな意味を持つ。

 


エルフ

■オススメ度
強さ ★★★★
プレイの簡単さ ★★
収集の簡単さ ★★★★

■エルフの特徴
・1/1のフェアリーを活用して場を制圧!
・手数の多さで優位を作る
・レジェンドの必要枚数が少ない

■エルフってどんなクラス?
エルフの代名詞といえば、1/1/1のトークンフォロワーの《フェアリー》。大量に生産できることとコストの軽さから展開力がすさまじく、あっという間に場をフォロワーで埋め尽くし、その物量で相手の処理能力を飽和させる戦法が十八番だ。

また、場に残ったフォロワーにバフ(強化)をかけて有利な展開に持ち込むのも得意。小型のフォロワーを大量に使う特性上、立ち上がりで相手に出遅れることが少なく、序盤の展開次第でゲームが決まってしまうことも少なくない『シャドバ』に於いて大きなアドバンテージとなっている。

エルフのオススメデッキ

デッキの大半を軽めのカードで固め、パワー不足になってくる終盤は《翠嵐の斧使い》の強制ダメージと《妖精の使役者》による《フェアリー》へのバフ&疾走付与で倒しきりを狙う【翠嵐エルフ】がイチオシ。

構築上、手札事故を起こして序盤に身動きが取れない事態に陥りにくく、持ち前の展開力とバフで後攻を引いたときも早い段階で巻き返しを図りやすいので、理不尽な負け方をしにくい。一度巻き返した後や有利状況からスタートする先攻時は逆に理不尽を押し付けやすく、デッキパワーの高い優れたアーキタイプだ。

必須カードがすべての弾に散らばっているもののレアリティが低めのものが多く、レジェンドカードは《インセクトキング》《翠嵐の斧使い》のみなので組みやすいのもポイント。カードを買い揃えるならば、まずはレジェンドを擁するカードパックから集めていくのがオススメ。

手数の多さにくわえ、主に手札管理の面で長期的なプランニングが必要になるので、中盤からはつねにリソースをどの程度吐き出すか、または温存するかを考えなければいけないなど難易度はかなり高め。

相手クラスの警戒すべき動きなども覚える必要があるが、そのあたりは勝ち負けの中で身に着けていこう。

翠嵐エルフのデッキサンプル

エルフの注目カード

翠嵐の斧使い

■効果
突進:
ファンファーレ このバトル中、自分のリーダーは「自分のターン終了時、このターン中にカードを3枚以上プレイしていたなら、相手のリーダーに2ダメージ」を持つ。(翠嵐の斧使いの能力が複数働いた場合、リーダーは同じ能力を複数持つ)

■注目ポイント
突進を持つため、EPを消費せず即座に場に干渉が可能。効果に即時性がないとはいえ、スタッツも良好で使いやすい優秀なカード。

ダメージ効果は重複するので、毎ターン4or6点取れる状況にしておけば本来苦手なはずの長期戦にも対応しやすい。

複数枚プレイしているときは思わぬところから倒し切りに手が届いたりもするので、相手ターンには“このままなら何点取れるのか”を常に考えておき、倒せる局面での見逃しは極力減らすことを心がけよう。

 

 

妖精の使役者

■効果
自分の場にフェアリーが出るたび、それはターン終了まで+1/+0されて、疾走 を持つ。

■注目ポイント
《フェアリー》を疾走2点の弾に変換するカード。疾走で取れる点数は《対空射撃》が絡まない限り4枚8点で、ここに進化や《翠嵐の斧使い》の効果が絡むことでさらに上乗せが可能になる。

使役者自身は疾走を持たないため進化を使わずに出てきてすぐに場に干渉することができず、スタッツもコスト比で低めに設定されているが、このカードが出てくるときは相手が死ぬとき、もしくは2枚目をガメているときなのでそんなに気にならないだろう。

7ターン目に翠嵐、8ターン目に使役者+フェアリー4枚の10点コンボはまさにフィニッシュムーブ。中盤以降に手札が揃っているのであればこの10点コンボを意識し、どうやって倒し切り圏内に持ち込むかのシナリオを考えよう。

 


パワーは十分! 評価急上昇中のクラス 「ドラゴン」「ネクロマンサー」「ロイヤル」

ドラゴン

■オススメ度
強さ ★★★★
プレイの簡単さ ★★★
収集の簡単さ ★

■ドラゴンの特徴
・PPを加速して巨大フォロワーをプレイ!
・除去手段が豊富で並べ合いに強い
・大量の高レアリティカードが必要

ドラゴンってどんなクラス?

ドラゴンはPPを増やす手段を持つ(現在では)唯一のクラスで、相手よりも先に強力な行動を取って対処を押し付けるのが得意なクラス。

その性質からデッキにはコストの重いカードが多く、序盤の動きが心もとない部分があるが、横方向に展開された小型フォロワーを一気に焼き払う《ドラゴニュートの威圧》や、1ダメージでも受けていれば破壊耐性を持たない限りどんなフォロワーでも破壊できる《銀氷の吐息》など優秀な除去手段を豊富に揃えている。

PP加速を行うタイミングなど、とくに後攻時には難しいプレイを要求される場面もあるが、基本的にはPPを加速して大型フォロワーを出す、もしくは除去+フォロワーの組み合わせで動くのでターンごとの手数が少なく比較的カンタンなクラス。

しかし要求されるレジェンド、ゴールドカードの枚数が多く、さまざまな弾に必須カードが散らばっている点から、収集難度が最高クラスなのがネックになる。

ドラゴンのオススメデッキ

得意のPP加速と大型フォロワーによる攻勢を前面に押し出した【ランプドラゴン】が現在の主流。

《ドラゴニュートの威圧》《銀氷のドラゴニュート・フィルレイン》で立ち上がりのPPが少ない時間帯をやりすごし、《竜の託宣》《竜剣の少女・アイラ》の進化効果で徐々にPP差をつけていく。

6PP以降は強烈な効果のカードが目白押しで、こちらのカード1枚を処理するために相手は複数枚のカードを投入しなければならないといった状況を作りやすいため、自然と消耗戦を強要する展開を作りやすい。処理にコストと手札を吐かせ、相手の場が弱くなってターンが返ってきたところに疾走を持つ《アジ・ダハーカ》を刺す流れを意識して加点を狙おう。

ランプドラゴンのデッキサンプル

ドラゴンの注目カード

終戦のドラグーン

■効果
突進
攻撃時 自分の手札のランダムなドラゴン・フォロワー2枚のコストを-1して、攻撃力を+1する。 

■注目ポイント
ドラゴンの中盤を埋めるコスト、コストに見合ったスタッツ、そして突進&強力極まりないコスト軽減効果が揃った優秀なカード。EPを消費せず場の取り合いに貢献でき、さらに次ターン以降の展開をバックアップできるため、積極的にプレイして攻撃させていこう。

コストを下げる対象までは制御できないのでうまくかみ合わない場合もあるが、それでも突進で十分な仕事をするため、何が下がってもいいくらいの気持ちでカジュアルに投げてしまう方がゲームに貢献しやすい。

 

 

狂えるドレイク

■効果
ファンファーレ 他のフォロワーすべてに「自分の他の手札のドラゴン・カードの枚数」と同じダメージ。 

■注目ポイント
全体に強烈なダメージをバラ撒きつつ7/7が着地する。このカードのために手札枚数を減らさない選択を採ることもあるほどその無差別火力は強力で、手札を場に吐き出して勝負をかけてきた相手に対するカウンターとして刺さればそこで事実上のゲームセットになることも珍しくない。

また、ある程度なら火力を任意に調整できるため、こちらの高体力フォロワーを落とさないラインに調整し、相手だけ全滅させるなどテクニカルな使いかたも可能。

相手のフォロワーを多く巻き込めば巻き込むほど価値が上がるので、どの程度まで温存してから出すのか、本当に今出さなければいけないのかを毎回じっくり考えるクセをつけよう。

 


ネクロマンサー

■オススメ度
強さ ★★★★
プレイの簡単さ ★★
収集の簡単さ ★★★

■ネクロマンサーの特徴
・被破壊時に効果を持つカードが多い
・自壊を誘発する手段が豊富
・レジェンドの弾が同じで集めやすい

ネクロマンサーってどんなクラス?

自らのフォロワーを自壊させることで強力な効果を得るカードを持つクラスで、ラストワード効果を持つフォロワーも多い。また、墓場枚数がつねに集計されていて、この枚数を参照、消費することで強力な効果を発動するカードがあるのが特徴。

《デーモンイーター》《ソウルコンバージョン》といった自壊と手札補充を兼ねるカードによってデッキを掘り進む速度が飛びぬけて早く、大量の小型カードと自壊による手数の多さで墓場枚数を稼ぎながら戦っていくのが得意。

また、自発的に手札を捨てて墓場に埋め込む葬送と、墓場から指定された値以下でコスト最大のフォロワーをランダムで場に出すリアニメイトという固有の能力を持つ。葬送&リアニメイトを経由すればPP以上のフォロワーを呼び出すことも可能で、ゲーム環境の変化に合わせてさまざまなタイプのデッキを構築できるバランスの良さが光るクラスだ。

ネクロマンサーのオススメデッキ

大量の小型フォロワーと、小型フォロワーを攻撃手段に転化する《幽霊支配人・アーカス》で構成された【アーカスネクロ】がいまイチオシのネクロマンサーデッキ。

デッキ40枚中34枚が3コスト以下のカードで構成されているため、手札事故を起こして身動きが取れないといった事態に陥りにくい。また小型フォロワーを軸にしたデッキが陥りやすい中盤以降の息切れ(手札枯渇)も、ズバ抜けた手札供給力を持つためほぼ無縁だ。

PPが伸びてくると相手の場の処理とこちらの展開を同時に行えるようになってきて、6ターン目以降は並びの処理を放棄した相手に《グレモリー》による手痛いしっぺ返しを浴びせられるようになるため並べることのメリットも大きい。

このデッキ最大の特徴は《幽霊支配人・アーカス》による小型フォロワーの自壊&疾走フォロワーへの転化。一度アーカスをプレイすれば以後は大量の《ゴースト》が飛び交い、相手リーダーを殴った《ゴースト》を自壊効果の弾にして次の動きにつないでいくなどやりたい放題。

この《ゴースト》《グレモリー》《幽想の少女・フェリ》で強化するのがこのデッキを象徴する勝ち筋で、9ターン目に3体並べた《ゴースト》《グレモリー》で強化すれば10点、10ターン目に4体並べた《ゴースト》を強化すれば13点、2体のゴーストにフェリの強化をかけ、さらに《グレモリー》で強化すれば合計25点で、文字どおりのワンショットキルが成立する。

典型的なコンボデッキであり、高いデッキ回転力から必要なコンボパーツも揃えやすいが、それだけに手数が多く慣れないうちは制限時間との戦いになりがち。まずは確定している行動から取っていき、その操作中に次の動きを考えるのがこのデッキを動かす上でのコツとなる。

アーカスネクロのデッキサンプル

ネクロマンサーの注目カード

グレモリー

■効果
自分のターン終了時、自分の進化後フォロワーすべては「ラストワード カードを1枚引く」を持つ。ファンファーレ エンハンス 6; 進化していない自分の他のフォロワーすべてを進化させる。(それらの進化時能力は働かない) 

■注目ポイント
エンハンスでの全体強化に加え、進化が解禁されたターン以後は余ったコストでプレイすることでドロー加速の補助にもなる小回りの利くカード。1コストとはいえ1/1なので先攻はともかく後攻の初手でプレイするのには向かないが、メインの用途となる全体強化以外の使い道があるため手札で使えずに腐りにくくソツがない。

コンボパーツとしての側面が強く、アーカスからのゴースト大行進に合わせて使うことになるが、1枚目のグレモリーを後生大事に抱えておく必要もなく、6ターン目に自分のフォロワーが大量に並んでいる状況など、強く使えそうな場面ではさっさと切ってしまおう。

デッキ回転力の高さからつぎに必要なタイミングまでに2枚目3枚目を引き込みやすく、このカード自体もアーカス影響下でなければドロー加速に貢献するため使ってしまったほうがいい場面は多い。グレモリーを切るべきか悩んだときは、デッキの残り枚数と手札で確定しているドロー枚数を考え、おおよその引き込める確率を考えて判断するといい。

 

 

幽霊支配人・アーカス

■効果
ファンファーレ このバトル中、自分のリーダーは「自分が元のコスト3以下のフォロワーをプレイしたとき、それを破壊する。その後、ゴーストX体を出す。Xは「そのフォロワーの元のコストの値」である」を持つ。リーダーはこの能力を重複して持たない。 

■注目ポイント
デッキの核となるカード。小型フォロワーを攻撃手段に転化するための起点であり、このカードをコストどおりにプレイできるかどうかが勝敗の分かれ目になることも少なくない。突進やダメージ効果など、アーカス本人は場に即時干渉する能力を持たないため、進化を使ってスキをフォローしていくことになる。

アーカスをプレイしたあとは、多くの場合でこちらの場が更地の状態で相手にターンが回るため疾走に対する防御力はスカスカ。殴られたあとの処理は容易だが殴り自体を止めることはほぼ不可能になるので、アーカスを軸にデッキを組むときはその辺りのフォローも考えておこう。

 


ロイヤル

■オススメ度
強さ ★★★
プレイの簡単さ ★★★★★
収集の簡単さ ★

■ロイヤルの特徴
・やることがシンプル。並べて殴る。
・ダメージを無効にするカードを持つ
・大量のレジェンドを使うため収集難度が高い

ロイヤルってどんなクラス?

1枚のカードで複数のフォロワーを展開するなど、並べて殴ることに特化したクラス。全体的にカード単体のパワーが高く、狙いも単純なので扱いやすい。さまざまなカードが指揮官と兵士という2種類のタイプのどちらかを持ち、兵士を指揮官で強化するというシナジーを形成している。

また、展開したフォロワーに1ターンのあいだ対ダメージ効果無敵を付与することができるカードを持つ点が特徴で、並べたフォロワーを守り、場の優位を広げて押し切る流れを作りやすくなる。総じて優勢を作ることと優勢の維持には長けているが、疾走を用いた大ダメージコンボなどの一発逆転要素は持っていない。一度場を制圧されてしまうと、そのまま押し込まれて身動きが取れなくなってしまう脆さを併せ持つ。

よくも悪くも得意不得意、できることとできないことの差が明確なクラスであり、どれだけ強みを押し付けられるかが重要になってくる。

ロイヤルのオススメデッキ

単体で完結したパワーカードをコストどおりに展開していくのを得意とする【ミッドレンジロイヤル】がオススメ。場の競り合いに強いフォロワーと1枚でフォロワーを複数展開するカードで場を制圧し、ダメージ無効を付与するカードでフタをして押し切る流れは強力無比。

《騎士王・アーサー》で場を埋め尽くし、処理を逃れたフォロワーを《スカイフォートレス》で強化するコンボはロイヤルを象徴する強ムーブで、決定的なボード差を押し付けることができる。《真紅の穿光・ゼタ》を経由して入手できる《不滅の群青・ベアトリクス》《絶望の使者・セリア》が疾走を持つため、最後の一押しにも事欠かず、総じて攻め手には事欠かない。

先攻と後攻の差も立ち上がりの強さと複数展開のフォロワーでカバーしやすく、扱いやすさも相まって初心者が手にするには適したデッキ……なのだが、問題は大量の高レアリティカードが必須になること。カードをそろえるためのコストが非常に高いというネックが重くのしかかってしまう。

ミッドレンジロイヤルのデッキサンプル

ロイヤルの注目カード

騎士王・アーサー

 

■効果
ファンファーレ コスト2以下の、それぞれ名前の異なるロイヤル・フォロワーをランダムに1枚ずつ、自分のデッキから場が上限枚数になるまで出す。 

■注目ポイント
これ1枚ポンと出すだけで、場が埋め尽くされる複数展開の極みのようなカード。デッキから軽いコストのカードを抜きだすため、残りの山札が強くなりやすいという副次効果を持つのもポイント。

デッキ圧縮に役立つ一方、チョイスでプレイしたい《空の指揮官・セリア》を抜き出してしまう点と、アーサーを複数枚プレイしたときに呼び出す対象が枯渇してしまうと、カードパワーがガクッと落ちる点には気を付けよう。

 

 

円卓会議

■効果
コスト3の指揮官・カードをランダムに2枚、自分のデッキから場に出す。 

■注目ポイント
採用するカードを絞ることで呼び出すフォロワーをコントロールできる(同名のものを2枚出してしまうパターンもあるので完全にコントロールできるわけではないが)。

これ自体は5コストのカードでありながら、場に合計6コストのフォロワーを展開できる点が強力で、現環境では呼び出すカードをマーズとシャルロッテに絞り、強化とダメージ無効を一気に狙う使いかたが主流になっている。

 


クセは強いがハマれば強いクラス 「ウィッチ」「ビショップ」「ヴァンパイア」

ウィッチ

■オススメ度
強さ ★★★
プレイの簡単さ ★
収集の簡単さ ★★★

■ウィッチの特徴
・大量のスペルを軸に戦う
・スペルを使うことで強化されていくカードを持つ
・必要レジェンドは少ないがとにかく難しい!

ウィッチってどんなクラス?

ウィッチは強力なスペルを豊富に持ち、また、スペルブーストというスペルを撃つことで能力が強化されていく要素を持つため、デッキの軸がフォロワーではなくスペルで構成される特殊なクラス。ドロー能力も相手の場に干渉する能力も高く、うまく回れば中盤以降に相手の並べたフォロワーは単なるスペルブーストの糧と化す。

《ギガントキマイラ》という超ダメージを叩きだすフィニッシャーを擁し、スペルブーストするたび際限なく火力が上がっていくこのカードによる一撃必殺を持つ。長期戦をコンセプトにするデッキに対しては、絶対的な強さを誇る。

反面、フォロワーを使った場のやり取りが苦手なので、処理の追いつかない序盤からアグレッシブにフォロワーを展開してくるデッキや、疾走で大ダメージを狙うデッキは苦手得手不得手の落差が大きく、得意な環境ではとことん強いが苦手な環境では勢いを潜めてしまう。

 


ビショップ

■オススメ度
強さ ★★★
プレイの簡単さ ★★
収集の簡単さ ★★★

■ビショップの特徴
・回復カードが豊富で粘り強い
・強力なアミュレットを多く持つ
・大量のレジェンドが必要で収集難度が高い

ビショップってどんなクラス?

ビショップはリーダーやフォロワーを回復させる能力を豊富に持ち、長期戦に引きずり込むのを得意とするクラス。また、効果発動までにカウントダウンぶんのラグがある代償として、コスト比以上の効果を持つアミュレットが多く、コストの前払いをしながらゲームを組み立てていく。

リーダーが回復するたび相手にダメージを飛ばす《天狐の社》によって回復と攻撃を両立させることができ、《頂きの教会》《ヘヴンリーナイト》の7点疾走コンボを持つため高い攻撃能力も備えている。理想的な展開では攻守ともに高い水準を誇るが、とくに後攻ではキーカードの《天狐の社》を置くタイミングが非常にシビアなのがネック。

出足が遅く長期戦に強いという性質から一気に大量得点を狙ってくるコンボデッキとは相性が悪く、アグロ系のデッキに先攻を取られた場合も不安定。環境や相手とのかみ合いが求められるが、かみ合ったときの盤石さは全クラスでも1~2を争う。

 


ヴァンパイア

■オススメ度
強さ ★
プレイの簡単さ ★★
収集の簡単さ ★★

■ヴァンパイアの特徴
・自傷を代償に強力な効果を発揮する
・体力が10を切ると復讐状態に変化
・自傷のリスクが環境とマッチせず……

ヴァンパイアってどんなクラス?

ヴァンパイアは自傷を代償にするかわりに強力な効果を持つカードと、リーダー体力が10を下回ると自動的に発動する復讐状態を組み合わせて戦うクラス。倒されないギリギリのラインを見極めつつ体力10前後をキープし、自傷と回復を駆使して復讐のオンオフを切り替えていくことで高いパフォーマンスを発揮するテクニカルなクラスだった。

しかしながら、度重なるスタン落ちで有力な復讐効果を持つカードを次々に失い、更地からでも疾走で10点以上のダメージを出してくる相手が増えたことでコンセプトが機能不全を起こしてしまっているのが現状だ。復讐付近に体力を留めるリスクが高くなりすぎてしまったため、現在は自傷効果のみにシナジーがあるカードでデッキを構築し、自傷で体力を減らしたら復讐は無視して回復を行うのが主流となっている。

復讐という大きな軸を失い、低迷を続けていることから、現環境ではゲームを始めるときのクラス選択としてはオススメできないのが正直なところ。《狂恋の華鎧・ヴィーラ》のように光るカードはあるので新弾での追加カードに期待がかかるが……。

いま始めるならダントツでネメシスがオススメ!

駆け足で全クラスのカンタンな紹介をしてきたが、今から始めるのであればオススメクラスはダントツでネメシス。カード収集のカンタンさ、しばらくはスタン落ちの影響を考えなくていい点、現環境における強さとどの角度から見ても非の打ちどころがない。

新カードパックの追加が行われれば地位が変動する可能性はあり得るものの、よほど不遇な追加にならない限り大きく転落することもないだろう。まずはネメシスでゲームを遊んでみて、本格的に大会を目指したくなったらほかのクラスのカードを買い揃えてみよう。


文●DD久保
 

『シャドウバース』公式サイト

© Cygames, Inc.

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