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【DDON】ネド王子は? 悪しき竜は? 新カスタムスキルは? シーズン3.3について開発スタッフへ直撃!【前編】

著者:ゲーム★マニアックス編集部

カプコンが贈るオンラインオープンワールドアクション『ドラゴンズドグマ オンライン』(PS3/PS4/PC)。2018年8月16日より開幕となる新バージョン・シーズン3.3の魅力について、プロデューサーの松川美苗さん、ディレクターの木下研人さん、アシスタントプロデューサーの北村晃久さんにインタビューを実施。前編となるこの本稿では、気になる最新コンテンツについてたっぷりとうかがった。



インタビュー後編はコチラ!:【DDON】シーズン3.4がある!? ハイセプターや黒呪の迷宮の反響は? シーズン3全体を振り返る開発スタッフインタビュー【後編】
 


▲左から『ドラゴンズドグマ オンライン』プロデューサーの松川美苗さん、同ディレクターの木下研人さん、同アシスタントプロデューサーの北村晃久さん
 

アッカーシェランの物語についに決着が!

――まずはシーズン3.3のメインクエストの見どころをお聞かせください。

木下研人さん(以下、木下 これまでのシーズン3では“絶望の大陸”というテーマで、アッカーシェラン大陸を襲った悪しき竜を倒すこと、王家を解放することを目的に、解放軍とともに苦難を乗り越えてきました。

シーズン3.2の最後でネド王子が1人旅立つシーンがあったと思いますが、王子の真なる心の内、幼き王子の秘めたる思いが何なのかが明かされます。

同時に、主人公たちをアッカーシェランに呼び込んだ悪しき竜が、自ら手を下すことがなく火垂れ山で待ちうけていたのが何故なのかも判明します。


▲悪しき竜と対峙するネド王子。その真意はいかに!?
 

――確かに、王子の行動も、悪しき竜の振る舞いにも謎が残ります。とくにネドは、アッカーシェランの王子として立ち振る舞うものの、その心根は不鮮明です。

木下 そうした理由の説明も含めて、すべてのドラマが火垂れ山で決着を迎えます。王子として毅然と立ち振る舞う一方で、ネドの心中にはなにがあったのか……。これ以上はネタバレになってしまうので、続きはゲームを遊んで頂けると嬉しいです。

ほかにも、北の盗賊団の登場や、再び動き出すオークなど、王子の足取りを中心に物語が動きます。

――北の盗賊はどういった存在なのでしょう?

木下 アッカーシェラン大陸は王家ばかりではなく、盗賊たちも勢力を築き生活している土地なんですけど、ラスニテ山脈を堺に北と南に大きく分かれていて、南の生業がベルタ、もう一方が北の盗賊たちです。

北の盗賊団たちからは「ネド王子を見かけた」という話が湧いて出ます。これまでは王家に対して反勢力的な北の盗賊たちでしたが、覚者隊や解放軍の活躍を知って協力することになります。

――南の盗賊のように一悶着があるわけではなく?

木下 はい。ストーリー前半で味方になります。

――新登場のエリアは、野営地であったりアジトであったりと、これまで以上に過酷な様相です。

木下 3.3のエリアに入ると、噴火して煙を吹いている火垂れ山が眼の前に広がります。エリアの中には未開拓のダンジョンが点在して、王家の墓と呼ばれる聖地もありますが、過酷な環境故にこれまで以上に力を持った強いモンスターが生息しているため、盗賊以外はあまり足を踏み入れる場所ではありません。


▲シーズン3.3のエリアは、野営地などこれまで以上に過酷な環境ばかりだ
 

松川美苗さん(以下、松川) 1年前を思い出していただくと、白竜神殿から謎の目玉に拉致されてやってきたアッカーシェラン大陸で、最初に目に止まるのが“火垂れ山”だったと思うのですが、ついに今回、その頂上付近で魔軍や悪しき竜たちと剣を交えることになります。

(木下さんに尋ねるように)1年で富士山くらい登ってるんだっけ?

――ゲーム中での距離で?

松川 そうです。スタッフが富士山より高いと言ってたから、直線的に登っているわけではないので気づきにくいかもしれませんが、それだけ覚者の皆さんが切り拓いてきたんです。

木下 振り返って見下ろしていただければ、かなり高い場所にいることがわかっていただけるビューポイントも用意しています。でもそれだけ高地なら、スタミナが早く切れるようにしておけばよかったかな(笑)。

北村晃久さん(以下、北村) スポーツの高地トレーニングみたいですね。レスタニアに戻ったらスタミナが強化されるとか。

一同 (笑)

松川 それを思い出しながら、シーズン3.3で山頂を目指していただければと思います。

ドラマチックに展開するドラゴンとの2連戦

――ウシュムガルはどんな敵なのでしょう?

木下 イービルアイやイフリートと同じエリアボスになります。“かつて覚者であった人”という『ドラゴンズドグマ』シリーズ共通設定を踏襲しており、その中でもかなり強いソーサラーの成れの果てです。

悪しき竜によって呼び出された、最後の門番的な存在となります。これまでの竜属はいかに本体を攻撃するかが重要でしたが、ウシュムガル戦ではウシュムガルが操る杖を攻略することが重要なポイントとなります。

ウシュムガルは強力な大魔法を放ってくるため、それに抗いながら杖を壊すことが攻略の糸口となります。

――杖を破壊することでスキが生まれる?

木下 ウシュムガルの周囲を漂う5つの杖それぞれがプレイヤーの行動を邪魔するように魔法詠唱を始めます。

プレイヤーが、杖にダメージを与えることで魔法を防ぐバリアゾーンが展開するので、そのゾーンを活かしながら本体を攻撃していく、という敵の特徴を逆手に取ることが攻略法となります。


▲ウシュムガルの周囲を回る杖からは常に覚者を狙ってくる魔法が
 

――アクションの腕前が試されそうです。

木下 そうですね。ウシュムガルが怒ったときは空中からサテライトレーザーのような魔法を放ってくるので、そのときにバリアゾーンを広げて身を守りながらの戦いとなります。

松川 ほぼ逃げ場のない攻撃ですね。

木下 ウシュムガルの怒り時にバリアゾーンが展開できるように調整しています。

すべての杖を壊すとダウンを奪うことができます。また、ウシュムガルの頭にある角を破壊すると大魔法を弱くすることができるので、そこを狙えばより有利に攻略を進めることができます。


▲天から光条が降り注ぐウシュムガルの大魔法。逃げ場を作らなければ死あるのみ
 

北村 公式Twitterで動画配信している「北村APのDDONナウ!」でも今後攻略を予定しているので、詳しくはそちらでご覧いただけると(笑)。

松川 ウシュムガルの企画スタッフは初代『ドラゴンズドグマ』からのスタッフなのですが、“プレイヤーさんの勝負”かのように、さらに面白い敵、見たこのない攻撃を詰め込んできてくれました。

私はアクションが苦手なので、絶対に殺されると思ってますが、駆け引きの面白さは折り紙付きです。じつは今回、メインクエストの完結前に戦うことになるんです。

――えっ、というと?

松川 メインクエストの最終編である悪しき竜との一戦は、一定期間後の配信スケジュールとなります。アッカーシェランの最終エリアボスであるウシュムガルを倒したうえで、その後に配信される悪しき竜と戦うということで、ドラゴン戦が2連チャンというクライマックスにふさわしい熱い展開を楽しんでいただけると思います。

木下 ウシュムガルを倒すとエピタフロードで入手できる装備の強化が可能となるので、アクションが苦手な方は、悪しき竜戦に挑む前に進めていただければ比較的攻略がラクになると思います。

――最終戦がアップデートより後日配信ということは、プレイヤーの多くが同じタイミングで結末を迎えるわけですね。

木下 そこをドラマチックに感じていただければ嬉しいのですが、「はやく配信してよ」と思われる方もいらっしゃるのかと。

松川 こう言うと「できてないのでは?」と思われるかもしれませんが、ちゃんと完成していますから!

一同 (笑)

北村 ドラゴン戦は毎シーズン新しい遊びを追加しているので、楽しみにしてもらいたいです。

――悪しき竜はどんな敵なのでしょう?

木下 “絶望の大陸”をうたってきたので、その最後を飾るにふさわしい、壮大で熱い戦いがご用意できたかと思っています。火垂れ山での決戦となるので、文字どおり場所も熱いのですが(笑)。

戦いとしてはシーズン2の精霊竜ウィルミア以上に力を注いでいまして、フェーズごとに戦いの場所を切り替えていき、メインクエストで2ステージ、ウォーミッションでフルの4ステージを戦う、壮大なバトルコンテツとなっています。

メインクエストでは、悪しき竜との決着を描くまでの前半2ステージを、ウォーミッションではさらに悪しき竜を追い詰めていく後半2ステージが合体する構成となっています。


▲ついに姿を見せる悪しき竜。炎を使った攻撃はどれも一撃必殺の威力だ
 

――悪しき竜に一定ダメージを与えると、ステージが進展していく?

木下 はい。

――悪しき竜はどのような攻撃をしてくるのでしょう。

木下 ウシュムガルが絶え間なく攻撃をしてくるのに対して、悪しき竜は一撃が強烈な攻撃をしてくるので、気の抜けない戦いを感じていただけるのではないかと思います。

ステージギミックや、悪しき竜が使ってくる技自体のギミックも豊富に作っていて、攻撃をうまく回避しないとステージに溶岩が流れ込んできてしまったりします。ステージと環境変化が連動したようなギミックも特徴です。

悪しき竜自体はカウンター攻撃に弱い側面があるので、アクションが得意な方はアグレッシブな戦いを楽しんでいただけると思います。

――シーズン3.3のラスボスだけあって、かなり手強そうです。

木下 そうですね。初見ではビビってほしいです(笑)。悪しき竜は自分の身体に炎を纏うことがあり、部位にダメージを与えていくことで炭化をし、溶岩を吸うことで再生する要素なども仕込まれています。

――竜も周囲も火だらけで。

木下 灼熱のマグマが囲む中で暴れ狂う炎の竜と戦う、まさに炎獄ですね。それでいて楽しい戦いになるように調整しました。

とくにウォーミッションでの3ステージはユニークなことをして、火口へと逃げた悪しき竜を追いかけるフェーズなのですが、溶岩がせり上がってくるんです。ちょっとスリリングな山登りを。

松川 頂上に向けての数百メートルは、実際に山登りをしていただくことになります!

木下 とはいってもよじ登ってもらうわけではなくて、走りながら噴気孔から出ている蒸気に乗っかって先へと進む、などこれまでにない内容になっています。

途中で岩が転がってきたり、足を踏み外すと即死な一本道があったりとユニークな仕掛けを入れています。

また、途中で出現する敵を倒すことで、最終ステージの戦況が少し有利に変化する仕掛けもあります。ずっと悪しき竜と戦い続けるのではなく、最終決戦前のアクセントとして楽しんでいただけたら嬉しいです。


▲悪しき竜を追いかけて火垂れ山の火口へと向かう覚者。噴気孔などこれまでにないギミックを使い先へと進む
 

新たな立ち回りを予感させる新カスタムスキル

――新しいカスタムスタイルについてお聞きします。まずはハイセプターの“ファントムエッジ”。

木下 絶技の継承での習得となるので、エピタフロードの条件達成が必要となります。発動型のカスタムスキルで、一度ボタンを押すと発動状態となり、その間は徐々に魔力を消費していきます。ただ、魔印が付与されていると均衡が取れるような消費量ですね。

動きとしては黒騎士の使う“斬影剣”と同じですね。発動中はノーマルスキルがすべて多段ヒット状態となります。

発動と同じボタンを押すことで、解除と同時に、ヒットすると魔力を大きく吸い取れるフィニッシュ攻撃が出ます。


▲ハイセプターの新カスタムスキル・ファントムエッジ
 

――近接のスキルが増えることで、ハイセプターの戦い方がまた変わってきそうですね。

木下 光月弧と黒閃牙を使い分けてくださった中で、また新たな選択肢となると思います。

――今後のハイセプターのカスタムスキルについては?

木下 新ジョブだけにカスタムスキルがまだ8つしかないので、優先して実装していきたいと思っています。

――カスタムスキルEXについてお聞きします。多数ある中で気になったのは、まずプリーストのディフェンスライザーです。

木下 パーティープレイに対しての恩恵が強いです。【剛は、フィールドシフトしたときに、パーティー全員に一度だけダメージを防ぐガードビットがひとつ乗るようになります。悪しき竜のような“一発食らうとヤバイ敵”に対しての、安心面の底上げをしてくれる性能です。


▲プリーストのディフェンスライザー【剛】
 

松川 ……タイミングしくじったら怒られるのかなあ……。(※アクションが苦手な松川さんはプリースト専)

一同 (笑)

――風圧と地震を無効とする【技のほうも、アタッカーからするとかなりありがたいスキルです。

木下 そうですね。それありきでのパーティーなら、その分をほかのアビリティに回せるので、構成が変わって来ると思います。

パーティーにいることが支援となるというプリーストそもそもの意味合いに重きを置いたスキルです。

――アルケミストのレクスエレメンタのEX版も、パーティープレイでの効果が大きそうです。

木下 デフォルトのレクスエレメンタはアルケミストが生み出す球体に触れることでエンチャントがかかりましたが、技は球体を生み出すと同時にシールドセージと同じくらいの範囲にエンチャント効果がかかります。仲間が触りにいく時間がカットできるのでテンポアップになると思いますね。

もう一方の剛は、これまでのアルケミストって5属性の状態異常のデバフがかかりにくかったのですが、自分自身の5属性の状態異常をつけやすくなっています。

こちらは設置型なので、これまで通り置いておくことができ、『DDON』で有利と言われている氷属性を重ねていくなどの強みが増しています。


▲アルケミストのレクスエレメンタ【技】

――それ以外のスキルについても軽くお聞かせいただけますでしょうか?

木下 ウォリアーの大輪斬【技】では竜巻が飛ぶようになったり、ファイターの天蓋斬り【技】で間合いが上空に伸びるようになってので、飛んでいるグリフィンやサイクロプスの目が狙えるようになっています。全体的にはそのジョブにおける立ち回りの落差をなくしています。

インタビュー後編に続く!:【DDON】シーズン3.4がある!? ハイセプターや黒呪の迷宮の反響は? シーズン3全体を振り返る開発スタッフインタビュー【後編】

 
 
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