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青いボディの国民的ヒーロー『ロックマン』シリーズ30周年記念ライブレポート

著者:ゲーム★マニアックス編集部

1987年にアクションゲームとして第一作が発売され、個性的なキャラクターや絶妙なゲームバランスで大ヒットした『ロックマン』シリーズ。そのシリーズ30周年を記念したライブイベント「ロックマン30周年記念ライブ」が、去る7月7日~8日にかけて、東京・中野ZEROにて開催された。


30年という歴史の中、多くの世代に愛されてきた名曲の数々を、バンドサウンドにホーンやバイオリンを加えた重厚なアレンジで生演奏する本ライブ。

本記事では7日は夜の部、8日は昼・夜と全3公演で開催された中から、7日公演の盛り上がりの様子をお届けする。

オープニングアクトは、ファンのあいだでもとくに人気の高い「Dr.ワイリー Stage1」(ロックマン2)。スピード感のあるギターを中心にしたサウンドと、メロディックなバイオリンパートが早くも観客の心を掴んていった。ステージ上のスクリーンには当該ステージのデモが流る演出もあり、往年のファンは当時の記憶と共に盛り上がっていく。

会場が暖まったところで、メインMCであるカプコンのウッチー氏と、フリーアナウンサーの楪望氏が登場。遠目にはロックマンとロールちゃんに見えないこともないお二人が、初対面とは思えない息の合った掛け合いを披露していた。

そこに10月4日発売予定のシリーズ30周年記念作品『ロックマン11』プロデューサーである土屋和弘氏をお呼びし、ファンの期待を煽る。

続いて披露されたのは、無印ナンバリング作品より「ロックマンメドレー」(『ロックマン』シリーズ)。涼しげなメロディが印象的な「ブリザードマンステージ」(ロックマン6)、「 スプラッシュウーマン ステージ」(ロックマン9)から、疾走感溢れる「スネークマン ステージ」(ロックマン3)という構成で会場のボルテージを上げていった。

そして新作からの初公開となる「ヒューズマン ステージ」(ロックマン11)は初めて聴くにも関わらず、キャッチーなフレーズの畳み掛けがロックマン感を強く感じさせた一曲だ。

続いてのMCでは初代『ロックマン』でシリーズの音楽の礎を築いた松前真奈美氏と、『ロックマンエグゼ』『流星のロックマン』シリーズのコンポーザー・青木佳乃氏が登場。

どこか哀愁を感じさせる名曲「カットマン ステージ」(ロックマン)、『DASH』シリーズ屈指の人気キャラ・トロン様のテーマとしても使われることの多い「フラッター号VSゲゼルシャフト号」(ロックマンDASH)と立て続けに披露された。どちらもホーン隊が大活躍するカッコいいアレンジで会場中を魅了していく。

ハーフタイムを挟み、大のロックマンファンであるKICK THE CAN CREWのMCU氏が登場。ロックマン愛が昂じてカプコンに送りつけたというオリジナルラップを公開する嬉しいサプライズも!

そして「ロックマン エグゼメドレー」(『ロックマン エグゼ』シリーズ)「流星のロックマンメドレー」(『流星のロックマン』シリーズ)「ロックマンゼロ・ZXメドレー」(『ロックマンゼロ・ZX』シリーズ)と、ゼロ年代を彩ったシリーズからメドレーを畳み掛ける。

比較的低年齢層をターゲットにした『エグゼ』、変身ヒーローをモチーフにしている『流星のロックマン』シリーズはいずれもヒロイックな名曲が揃っていて、大迫力の生バンドとの相性は抜群だ。

シリアスな雰囲気の『ゼロ』シリーズの曲は、ハードな中にもバイオリンが引き締めるアレンジと、ハイスピードなギターソロに思わず聴き入ってしまう。シナリオも重視されたシリーズ群だけに、作中の場面を思い浮かべたファンも多かったはず。

次に演奏されたのは、7/26発売の『ロックマンX アニバーサリーコレクション』にちなんで、「ロックマンXメドレー」(『ロックマンX』シリーズ)を披露。スーパーファミコン世代なら聞いたことがあるであろう「オープニングステージ」(ロックマンX)に始まり、原曲からしてハードロック調の「エクスプローズ・ホーネック ステージ」(ロックマンX3)、ラスボス感溢れる「SIGMA 1st」(ロックマンX5)と、終盤ながら勢いはまったく衰えない。

続けて『~アニバーサリーコレクション』に収録される新モード“X challenge”のBGM「Give It A Shot」(ロックマンX アニバーサリー コレクション)をお披露目。張り合うようなベース&ギターに痺れるのはもちろん、『X』シリーズのボス複数と一度に闘う、同モードのデモ映像にも注目が集まった。

セットリストの最後になるのが、エックスとゼロ、親友同士の対決という屈指の名場面を演出した屈指の人気曲「X VS ZERO」(ロックマンX5)。激しいギターリフをバックにしたシンセサイザーの主旋律が印象的な原曲を、重厚なアレンジで会場を揺らしていた。

アンコールにはロックマン&ブルースが応援に駆けつけてくれたうえ、MCと一緒に全員スタンディングで盛り上がり、『ロックマン』ファンによる大きな一体感を生み出す光景が!

80年代の初代シリーズ、90年代の『X』シリーズや『DASH』シリーズ、ゼロ年代の『エグゼ』シリーズや『流星のロックマン』シリーズなど、それぞれの年代でゲームファンと共に育った『ロックマン』。30年ものあいだ愛されてきた理由の中に、プレイヤーの気分をアゲるBGMの存在があったことは間違いない。

そんな作品のファンが集まり、見事な生演奏によるライブで一緒に盛り上がれる素晴らしいイベントは、大成功で幕を閉じた。

節目となる今年は『ロックマンX アニバーサリーコレクション』『ロックマン11』と新作も控えているので、珠玉のBGMにも注目しつつプレイしてみてはいかがかな!?


『ロックマンX アニバーサリーコレクション』公式サイト

『ロックマン11』公式サイト

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