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PS4版『ボーダーブレイク』オープンβテストインプレッション! かつてないハイレベルなオープンβテストだった!? 

著者:ゲーム★マニアックス編集部

ゲームセンターでの稼働は9年目に突入し、今夏にはPS4版でのサービスもスタートする、セガのチームロボットアクション『ボーダーブレイク』。2月の第1週と3週に計4回行われたPS4版のβテストでのプレイ体験レポートの2回目は、『ボーダーブレイク』で選べる4タイプの兵装や、対戦の流れを紹介していく。


4種類の兵装+αで多彩な立ち回りが可能

『ボーダーブレイク』には強襲、重火力、遊撃、支援と4タイプの兵装があり、それぞれ使用できる主武器や副武器、補助武器が異なり、さらに各タイプの戦い方の方向性を大きく決定づける、特別装備が用意されている。そして本作ならではの特徴といえるのが、リスタート時やマップに点在する兵装換装エリアに入れば、機体の兵装を変更することが可能な点。そのため相手チームのコアに素早く迫りたいときは強襲兵装、自軍のプラントやコアを守りたい際は火力が高く迎撃に向いた重火力兵装……といったように、戦況に合わせた兵装で出撃ができる。ただし兵装は変えられてもカスタマイズしたブラストランナー(機体)のパーツは共用なため、すべての兵装でベストな装甲、スピード、索敵能力、重量耐性(積載量)を実現するのは難しい。メインで使用する兵装をどれかひとつに絞りつつ、状況に応じて別の兵装も1、2種類は無理なく運用できる機体カスタマイズを施しておくのがベターといえる。


▲ブラストランナーのカスタマイズで重視したいのは、まずはメインで使う兵装で重量オーバーにならないこと。そのため脚部パーツの重量耐性には注目したい。

●強襲兵装

連射の効く使いやすい主武器と、広範囲の敵を巻きこめる爆発物系の副武器を持ち、機動力も高い兵装。単純な攻撃力は重火力兵装には及ばないが、機体の軽さを活かした死角からの攻撃や、特別装備のアサルトチャージャーを使った超高速移動のおかげで、試合を決定づけるコアへの攻撃(コア凸)には最も適した兵装といえる。ただしコア凸は相手チームも最も警戒している行動なので、狙うタイミングの見極めと撃破されずに前線にたどり着ける力量が必要とされる。そして機動力が高いからといって突出すると孤立して何もできずに撃破されることが多いため、その点にも注意したい。


▲相手の死角から初撃をヒットさせ、その後は機動力を活かして左右に動いて被弾を抑えつつ撃破するのが理想。

●重火力兵装

強襲兵装よりも威力の高い主武器(連射力も劣らない)&副武器を有しているうえ、地形をほぼ無視して上空から攻撃可能な特別装備、榴弾砲での範囲攻撃も実行できる。ブラストランナーどうしの”正面からの”戦いではまちがいなく主力となる兵装だが、武器の重量の関係で移動速度は遅め。コア凸ではなくプラントの制圧や防衛をこなしつつ、じっくりと戦線を上げたい人向けの兵装といえるだろう。


▲補助武器には相手の視界を遮るECMブラスターなど、対ブラストランナー戦で優位に立てるガジェットが用意されている(写真はECMブラスターをくらっている側の視界)

●遊撃兵装

補助武器の偵察機での索敵、副武器のスナイパーライフルによる遠距離からの狙撃もできれば、特別装備の光学迷彩で姿を隠しつつ前線へ奇襲もかけられる、まさに状況に応じた”遊撃”が実行できる兵装。しかしやれることが多いぶん、純粋な火力は重火力兵装よりも低く、正面きっての近接戦闘だと強襲兵装はもちろん、(生存能力や主武器の差で)支援兵装相手でも分が悪い。

 


▲使い手によってなにを重視するかが大きく変わる遊撃兵装。ブラストランナーのパーツ選びもやりたいことによって変化する。

●支援兵装

なんといっても特別装備のリペアユニットを使っての自機&味方の修復を行なえるのが最大の魅力。加えて補助武器の索敵センサーを設置することで視界外の敵の動きも察知することができ、奇襲(コア凸)を未然に防ぐことも可能。戦闘能力もそれほど低いわけではなく、自分の主武器が届く範囲での撃ち合い、接近してくる敵機を迎撃するというシチュエーションならば自己回復による生存力の高さもあり、簡単には撃破されにくい。


▲特別装備はどれを選んでも味方の修復はもちろん、自分の生存力を高められるのもうれしい。
 

――βテストプレイレポート――長寿タイトルならではの”成熟した”戦場

 今回行われた『ボーダーブレイク』のβテストだが、アーケード版が全国規模で現役稼働中、10年近い実績があるタイトルということで、”βテスト”とはいえ対戦のレベルは非常にハイレベル。カジュアルマッチに参戦すれば敵味方の両方に、現在もアーケード版をプレイしている”現役組”や、かつては対人戦の最前線で活躍していたであろう”復帰勢”と思われるプレイヤーが複数人おり、生半可な奇襲や単独行動はまず通用しない試合が大半を占めた。

そのため筆者のようなシリーズ未経験者が敵機の撃破、コア凸を成功させるといった”わかりやすい”気持ちよさはほとんど感じられなかったが、その分対戦そのものの質は高く、序盤の索敵に失敗して無防備な自陣コアを攻撃されたような試合以外は、拮抗した戦いを楽しむことができた。


▲R1でのロック性能が高いため、静止した状態の敵を狙い撃つのは容易。ただし近距離でブースト移動しながらの撃ち合いでは熟練度の差がモロに出て、瞬殺されることも少なくなかった。

 


▲コア凸は決まると最高に気持ちいいが、常に狙っていいほど成功率の高い行動ではない。チャンスを見極めてしかけるのが重要だ。

そんな今回の対戦で感じたのは、(チーム戦では当然のことだが)味方と歩調をあわせることの重要さ。集団(味方の見える位置)で行動すれば実力差があっても瞬殺されることは少なく、逆に(仲間が)撃破してこちらが戦線を押し上げられるケースもままあった。幸い『ボーダーブレイク』はコア凸や敵機の撃破以外の行動、プラントの占拠や索敵、ベースの防衛でもチーム内順位に影響するポイントが入る(自分でトドメをさせなくてもOK)ため、ムダに撃破される回数さえ減らせれば、ある程度目に見えた評価が得られるようになっている。


▲プラントを取る、取り返すといった行動でもポイントは発生し、試合後の評価に加算される。

個人的に満足度が高かったのは、支援兵装でプラント制圧に向かう味方に追従し、攻撃しつつ索敵センサーでの敵機発見やリペアユニットでの回復を行なうサポート重視の立ち回りと、ベースへの侵入を図る敵機を迎撃する防衛プレイ(向こうから距離を詰めてくれるため撃破しやすい)。こういったコア凸や正面からの戦いで勝ち切る必要がないプレイで”成功体験”を積み重ね、『ボーダーブレイク』というゲームに慣れていけば、製品版でもモチベーションを持ってプレイを続けられるのではないだろうか。


▲自陣ベースに迫ってくる+コア凸が第一目標である敵機であれば、実力差があっても容易に撃退できる。敵機撃破の快感を味わいたいなら防衛に回るのもアリ。
 

アーケード版”現役勢”のプレイ動画を紹介!

さて「初心者は戦闘以外で地道に貢献しよう!」という結論では夢がないため(?)、最後は現在もアーケード版で『ボーダーブレイク』をプレイしている現役プレイヤーのβテストでのプレイ動画を紹介しよう。

 序~中盤のリペアユニットで味方を修復しつつ、副武器のホバーマインを活用して1対1を制する動きや索敵センサーで川側からの奇襲抑止、終盤の機を見たコアへの攻撃といったシーンで熟練プレイヤーらしさを感じる一方で、支援兵装でのコア凸失敗など、単独行動中に複数の敵機と遭遇すると、いかに現役プレイヤーといえども局面を打開するのは難しいのがわかる。やはり『ボーダーブレイク』では、レベル帯に関わらず1機だけで孤立するのは極力避けたいシチュエーションのようだ。

PS4版ボーダーブレイク公式サイト

http://ps4.borderbreak.com/

©SEGA

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