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『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』の、従来のDRPGにはない魅力とは?

著者:ゲーム★マニアックス編集部

2017年9月28日にPS4版の発売を控えた「ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団」。本作の魅力を、Vita版をやり込んだ筆者がお届け。ダークで魅力的な世界観、独特で深みのあるゲームシステムを余すことなくお伝えしていく。


概要

「ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団」の魅力。従来の概念を破壊するダンジョンRPG

「ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団(以下ルフラン)」は、日本一ソフトウェアがおくるダンジョンRPG。ダンジョンRPGといえば、「ウィザードリィ」に代表される、迷宮と拠点を行き来しながら踏破を目指す、「ハック&スラッシュ」が人気を博しているジャンルです。

しかし、「ルフラン」では、その既成観念を破壊するような、斬新なシステムや仕掛けを随所に散りばめており、DRPGに飽きてしまった方にこそおすすめしたいタイトルといえます。

 

DRPGという観念を覆す、「戦闘」「探索」「ストーリー」の新機軸

まず、最大の特徴である「最大40名(前衛15人・後衛25人)での集団戦」は、練り上げられた戦闘バランスと多様な連携が持ち味。RPGとしては、非常に新鮮なプレイフィールを体感できます。さらに、DRPGの根幹をなす「探索」も従来の概念を覆しています。壁を破壊したり、物陰に潜んでやり過ごしたりと、ダンジョン探索の自由度は非常に高くなっています。

続いて、「ルフラン」では、ストーリーがメインに据えられにくい「ダンジョンRPG」というジャンルにおいて、そのダークなストーリーが高い評価を受けている異色の作品。いわゆる「エログロ」シーンもありますので、多少なりとも人は選びますが、容赦のない展開の連続は、いつしかストーリーから眼が離せなくなっていきます。

そんな世界観とあらすじを、以下にまとめましたので見ていきましょう。

 

世界観とあらすじ

クセモノ揃いの登場人物が繰り広げるダークな群像劇

物語の舞台となるのは、辺境にある「ルフラン市」。他都市との交流が隔絶されているこの市には、難攻不落とされる「地下迷宮」が存在します。

一時期は、噂を聞きつけたのか、迷宮探索に乗り出す者たちの来訪があとを絶ちませんでした。ただし、地下迷宮は強い「呪いの瘴気」に満ちており、人は例外なく生きていられません。この迷宮探索に乗り出したものはただ1人を除き、全員が死亡しています(公式記録では568名)。

いつしか来訪者も途絶え、ルフラン市が元の静けさを取り戻した時、この「前人未到、人跡未踏」の迷宮探索に名乗りを挙げた人物がいました。それが、自身を「バーバ・ヤーガ」と名乗る、"夕闇の魔女ドロニア"とその弟子ルカでした。

ドロニアとルカ、そして彼女たちが携えている、意思を持った不思議な書物「妖路歴程(ようろれきてい)」。彼女たちは瘴気渦巻く迷宮に、魔法生物である「人形兵」を送り込み、探索を始めます。すべては、迷宮に隠された秘密を暴き、目的を果たすため。

このように、迷宮に隠された秘密や、そもそも迷宮ができた理由など、迷宮を巡る群像劇が魅力の本作。続いて、システム面の独自性にも触れていきましょう。

 

システム

斬新なダンジョンRPGを支える「編成」「探索」「戦闘」3つの基軸

「編成」「探索」「戦闘」の3つからなる「ルフランの地下迷宮」。独自要素を余すことなく紹介していきます。

 

編成

パーティは「カヴン」と呼ばれる5つのグループで形成され、その数最大40名。前衛15名・後衛25名の集団による数の暴力で迷宮を攻略していきます。

カヴンには最初からフルメンバーを編成できるわけではなく、「結魂書」と呼ばれるカヴンの核となるものによって上限数が決まっています。「結魂書」の配置によって、メンバーに能力値補正がかかったり、使用できるスキルが変化するなど、各結魂書とメンバーの組み合わせも考える必要があります。

人形兵の作成コストも高くなく、人形兵にはファセット(クラス)、性別からボイス、性格などのパーソナルデータ、スタンスや初期スキルなど選択肢が豊富。自分好みの人形兵を生み出し、パーティ編成をすることができます。

総じて、自由度も組み合わせも考えるのが楽しい、そんな設計がなされています。

 

探索

探索中は「リインフォース」を利用することで、柔軟な探索が可能。なんと、壁は「乗り越え」たり「破壊」したりすることができ、従来のDRPGという概念を覆す自由度を誇ります。ダンジョンの帰還・リスタートポイントをどこにでも生成可能で、高難度ながら探索のストレスは低く、現代のRPGらしい快適さも兼ね備えています。

さらに、「リインフォース」と呼ばれる力を使うことで、探索を快適にしたり、戦闘を有利に進めることができるようになっています。この「リインフォース」を探索で惜しみなく活用していくか、戦闘のために温存しておくか、というやりくりも探索の魅力です。

 

戦闘

戦闘は「カヴン」単位でコマンドを選択するため、コマンド選択は実質5人分。ただし、戦闘中に「リインフォース」を使うことで、15人個別にコマンドを選択して行動が可能になるなど、柔軟な戦略も組めます。

人形兵には関係値が設定されており、関係が良好だと「共振」と呼ばれるコンボの発動率が上がるなど、恩恵は大きくなっていきます。また、「ドナム」と呼ばれるスキルには、グループ単位で協力して発動するものもあるなど、人形兵同士の連携も考慮した戦闘をする必要があります。

パーティのバランスや戦況を常に考え、駄目だと思ったら退く、いけると思ったらリスクも取る。戦闘人数からは考えられないシビアな状況も度々発生する、そんな戦闘を楽しめる作品です。

 

続いて、世界観・ストーリーを彩るキャラクターにも触れていきましょう。一癖も二癖もある登場人物が、本作の物語を形成していきます。

 

 主な登場キャラクター

『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』のストーリーを支える個性派キャラクターたち

主人公である「夕闇の魔女ドロニア」の他、登場キャラクターとしてさまざまな人物が登場します。

ドロニア(CV:仙台エリ)

自らを「バーバ・ヤーガ」と名乗る、黒装束に身を包んだ魔女。不思議な魔力を内包する赤と青の瞳を持ち、「夕闇の魔女」と呼ばれている。王に遣える宮廷魔女として、ルフラン市にある迷宮探索に乗り出す。

作中でも言及されるほどの美貌を持ち、身体が丈夫でないものの、魔力を用いた対人戦闘能力は高い。プライドが高く短気だが、常識や礼節は弁えている。

 

ルカ(CV:種崎敦美)

夕闇の魔女"ドロニア"の弟子。ドロニアと共に旅をしており、性格は明るく表情豊か。言葉を復唱する特徴的な口癖を持ち、幼い少女ながら家事遂行能力は高い。作成した人形に魂を移し、魔法生物にするのは彼女の役割である。

 

妖路歴程

迷宮からただ1人生還した男が書いた書物。プレイヤーの魂が宿った結果、プレイヤーの分身とも呼べる存在になった。迷宮探索時に見聞きした内容は、この妖路歴程に書き込まれて記録されるため、探索には欠かせない書物である。

 

ネルド(CV:福島潤)

迷宮内で出会う、刀剣を携えた銀髪の青年。探索者であり、ドロニア一行に迷宮探索から手を引くよう警告してくる。『呪いの瘴気』の影響を受けないことから、どうやら人間ではないようだが…?

 

この他にもさまざまなキャラクターが登場する本作。クセモノ揃い、というべきか、このゲームに登場するキャラクター達はいずれも非常に個性豊かです。独特な世界観と独特なキャラクターが織りなす群像劇は、本作でも期待してほしいポイントとなっています。

 

「ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団」PS4版の発売迫る。この機会にVita版もチェックしよう

「ルフランの地下迷宮と魔女の旅団」は、発売日以降品切れが続いた人気作。9月28日にリリースされるPS4版では、新たに人形兵のビジュアルが大量に追加され、より個性豊かなパーティを作れるように進化しています。

従来のDRPGに飽きた方、DRPGをあまり遊んだことがない方、どちらにもおすすめできる本作。ボリュームたっぷりなストーリーを、心ゆくまで楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団

http://nippon1.jp/consumer/refrain/

(C)2016-2017 Nippon Ichi Software, Inc.

この記事のコメント

さん 2017-09-20 09:00:54

積んじゃってたvita版やるか…

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